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愛蔵版 はだしのゲン (第7巻)

愛蔵版 はだしのゲン (第7巻)

愛蔵版 はだしのゲン (第7巻)

作家
中沢啓治
出版社
汐文社
発売日
1988-01-01
ISBN
9784811300467
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愛蔵版 はだしのゲン (第7巻) / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

死期が近づく皆のお父ちゃん。お父ちゃんの書いた小説を製本する為に奔走するゲン達を助ける朴さん。製本した本を見て死ぬシーンがまた堪らない。街中で小説を配布した為にアメリカ軍に捕まり拷問を受けそうになるが呆れられて釈放。退院した母君江。しかし余命四ヶ月。新婚旅行の思い出の京都に連れて行きたいゲンと隆太は肥料の為の大便集めで稼ぐ。それを福岡から帰った兄の手柄にして京都へ。京都での母の死とゲンの怒り。

2013/10/26

☆ぉりん☆

ついにお母さんが亡くなった。かなしい。中岡家だけじゃない、隆太、勝子、夏江の母でもあったお母さん。最期まで全力で生きた「母の力」本当にすごい。おっさんも死んだ。本の原爆の描写もすごかった「びっしり肉の中に食い込んだガラスの断面で刺青のように青くなり体を動かすとガラスが触れ合ってジャリジャリと音を立てていた」お金持ちになった扑さん、毎回助けてくれるのもすごいし、元も頼りっきりじゃいかんと思うところもすごい。大人も子どもも関係なく生きることに必死だった。九州に行って遊んでただけの浩二も「戦争神経症」だったのか

2023/08/26

かもめ(甘き絶望)

拷問のシーンが出てくる。むごい。戦争になったらどこの国もいろいろやるんだなと。おれ、たとえ殺したいほど憎い人がいたとしても、その人に拷問なんて絶対できない。それって、精神的に弱いってこと? わからん。

2023/09/03

ゆりまなっとう

次々に家族が亡くなって、最愛のお母さんまでもが…。辛く厳しい状況でも強く明るく生きていく力強さが素晴らしいと思う。当時の特高の拷問やGHQのやり方も人が人にこんなむごいことが出来るのか?爪を剥いだり、水責めにしたり、どうしてそんな事が出来るのか?平和がありがたい。

2016/04/05

ブルー

一緒に感化院を脱獄したノロは妹を殺した義父と和解?するが、個人的には消化不良気味。頼りになる朝鮮人朴さんの苦しみ( ;∀;)朴さんのお陰で原爆被害本を完成させたけど、間に合わずおっさんは亡くなってしまう。アメリカのキャノン機関に拉致と拷問されかけ(恐ろしすぎる)、家に戻ると母が退院。しかし実は余命4か月の命でその間の穏やかなひと時に涙が止まりませんでした。一緒の布団に3人で包まり、お見合い話、死ぬ間際の旅行の流れには胸が詰まる思いで読みました。仕送りと返事をよこさない酒に溺れた浩二兄は許せないというか・・

2014/08/19

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