はだしのゲン 上巻 児童文学版
はだしのゲン 上巻 児童文学版 / 感想・レビュー
りんりん
原発事故の話をしていて、この本の話題になり、興味を持ちました。たまたま図書館で見つけたので、児童書でしたが読んでみました。 ゲンって小学2年なのですね。とてもしっかりしていて行動力もあり、今の子供なら小学5年生以上としか思えない頼もしさです。 もしこれが戦時中の子供のスタンダードな姿だったとするなら、私たちは戦後の平和な67年で、随分ひ弱になってしまったのだな、と思いました。 戦争反対を唱える父親のせいで非国民といじめられ、原爆の日、父と姉弟をその後の火災で失います。身重の母親をわずか2年生のゲ
2012/10/09
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