KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

広島カ-プ誕生物語 (下巻) (中沢啓治ヒューマンコミックス 2)

広島カ-プ誕生物語 (下巻) (中沢啓治ヒューマンコミックス 2)

広島カ-プ誕生物語 (下巻) (中沢啓治ヒューマンコミックス 2)

作家
中沢啓治
出版社
汐文社
発売日
1994-03-07
ISBN
9784811302546
amazonで購入する

広島カ-プ誕生物語 (下巻) (中沢啓治ヒューマンコミックス 2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

さらば火野正平・寺

はだしのゲンの中沢啓治の描く広島カープ。図書館に上巻が無く、残念ながら下巻だけ読む。広島カープの歴史と熱狂的ファンの物語。戦後のカープファンはジャパニーズフーリガンである。敵チームにビール瓶を投げつけ、暴動を起こし、マリリン・モンローの尻を触る。しかし無償の愛に違いない。アメトーークの広島カープ芸人か好評だったのだから、是非とも復刊してほしい。原爆の悲劇からの素敵な復興のひとつ。上巻が読みたい。

2013/01/28

八百

"熱狂的"ファンだの応援だのが大嫌いでプロ野球やサッカーなどにはまるで興味のない偏屈者の私でさえ黒田のカムバックやカープ女子などで盛り上がる広島球団だけはなぜか応援したくなってしまう不思議な存在。それに加えて後援会や樽募金など市民球団たる所以を知ってしまっては遅咲きのファンにハマり込んでしまいそうでちょっと怖い。だがしかし所構わずトランペットを吹き鳴らし徒党を組んで応援歌を熱唱する真のカープファンにはやはりついていけないだろうというのは確かでもあり稀勢の里の綱取りくらいを応援するのが関の山の私なのである

2016/07/12

カープ坊や

資金集めに苦労する石本監督から 昭和50年のあの日まで 一気に話が進んでいくも ポール引き抜き事件から 樽募金 トランペット応援数々のカープのエピソードに ニタニタ笑いながら やはり初優勝のシーンでは 号泣してしまった。 1、2巻を通じて カープ思い出のシーンに 深く拘わってきた 主役の原爆孤児のカープに対する熱い思いを描いた この作品は 「はだしのゲン」同様に 私の一生読み続けたい作品になりそうです。

2014/06/29

ビシャカナ

実のところ、野球に関してはほっとんど興味のない自分だが、この漫画を読んでいつの間にか、野球の戦術や人間ドラマの奥深さ、そして何十年も応援するファンの熱意に、いつしかその熱が移ってくるような気がする。さながら作中の光子のようだ。登場人物たちもそれぞれ個性を活かして、それぞれのドラマを描く、全てがカープの初優勝に帰結する様は胸が熱くなる。中沢啓治は「はだしのゲン」だけじゃないんだと考えを改める。

2018/09/29

感想・レビューをもっと見る