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〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

作家
中沢啓治
出版社
汐文社
発売日
1993-04-01
ISBN
9784811304007
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〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻 / 感想・レビュー

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さきん

広島の小学校の図書館に常設していて最初に読んだときは強烈な印象を受けた。残酷なシーンが多いがもう幼い段階で慣れてしまった。どうしようもない現実と向き合って生きていく。広島弁の読み勉強にもなる。

2021/07/02

カープ坊や

広島で生まれ育った私の「反戦・反核」のバイブル的作品。 この20年以上毎年8月に全巻再読をするシリーズ。 2019年 未だ核実験を繰り返しているアメリカとアメリカの核実験には無視を決め込む日本政府に憤りを感じると共に、 ここ最近 アジア各国を侵略して2000万人以上のアジア各国の方々を虐殺した私の祖父達の加害の歴史を捏造、隠蔽しようとする人達にも憤りを感じます。 過去の日本人の加害の歴史を真摯に反省、謝罪して 同じ過ちを後世の日本人が繰り返さないようにする事が真の愛国心だと思う。

2019/08/03

zero1

広島の原爆を描いた、あまりに有名な漫画。 島根県松江市の教育委員会が小中学校で閲覧制限し有名になった。 何でも、残酷な場面があったというのが制限の理由だった。 読書というのはトラウマを残すからこそ意味がある。 ゲンの一家が経験したことは、多くの人にとって大切な教訓。 図書館には、自由に関する宣言(79年改定)がある。 ある資料を「無い」ということは、この宣言を破る行為。 司書教諭がいる学校もあったのに、誰も疑問を発しなかったのか? 図書館の自由を守るためにも、この文章を残す。

2018/10/19

はるき

 今は説明が難しい場面かあるから学校で敬遠されるらしい。私の頃は学級文庫にあったんだけどな。戦争の酷さと人間の強さに胸を打たれます。

2024/08/02

かずき

小学校6年間で私も何度も飽きずに読み返したこの本を、10年後の今、偶然図書館で見つけたので一気読み。進次の「あんちゃ〜ん一緒に軍艦を浮かべる約束したじゃないか!ひどいよー」とか、親父の「逞しい麦になれ」とか覚えてるのばかりだったが、彼らの不憫さと強さに、今度もやはり結構泣きました。語り尽くされた作品に対して私などが、もはや目を惹く意見など出せるはずがありません。泣きたくなったり背中を押して欲しくなったりした時また読もう。第一部って言うけど、第二部以降もあるんすか?

2019/12/27

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