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コルチャック先生: 子どもの権利を求めて (伝記絵本世界を動かした人びと)

コルチャック先生: 子どもの権利を求めて (伝記絵本世界を動かした人びと)

コルチャック先生: 子どもの権利を求めて (伝記絵本世界を動かした人びと)

作家
フィリップ メリュ
ペフ
Philippe Meirieu
Pef
高野優
坂田 雪子
村田 聖子
出版社
汐文社
発売日
2015-10-07
ISBN
9784811321714
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コルチャック先生: 子どもの権利を求めて (伝記絵本世界を動かした人びと) / 感想・レビュー

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yomineko

生涯を子どもの幸せと権利のために捧げた聖なる方。最後はユダヤ人として、子ども達と一緒に亡くなった。有名になったので助かる道もあったが、それを捨てて子ども達と共に運命を共にして逝ったコルチャック先生。今も尚、子ども達に暴力を振るったり、売買したり。この頃から少しも変わっていない。コルチャック先生の様な人が政治家になってほしい。いい人ほど、早く天に召されてしまう。。。

2024/11/12

小夜風

【図書館】結末を知っているだけに、読んでいて苦しくなりましたが……たとえこの結末じゃなかったとしても、どんな結末だったとしても、コルチャック先生の教えはいつまでも人々の胸に残り、いつまでも受け継がれていくものだったのだと思います。大人になったばかりの頃に読んだ「子どもの権利条約」をまた読み返して、いつか大人になる子どもたちにも、ちゃんと伝えていこう……と、思いました。

2015/12/12

みーなんきー

コルチャックは、ポーランドで暮らす裕福な少年だったが、いつも周りの貧困層を見て胸を痛めていた。二十歳になった時、医者の道を選び、孤児院を建て医療と食料を与え貧しい子供達を救った。大人が手助けをするのではなく、子供達自らが何を正しいと考えるか、議会も開いた。やがて戦争があり、ユダヤ人は、ヒトラーの手に。心底皆が平和になる道を探って、実践してきた先生なのに、ただ1人の独裁者のために、自己もそのポリシーも踏みつけられ、悲しいと言う外はない。せめてその思想だけは今でも健在で、彼の人生を意味あるものにしている。

2019/02/02

Nobuko Hashimoto

輪読ゼミでコルチャック先生を取り上げるので、関連本をたくさん図書館で借りてきた。絵本や児童書は侮れない。簡潔にまとめてくれているので全体像をつかみやすい。本書の巻末には写真や解説があるので、さらにわかりやすい。子どもの顔がちょっと怖くて親しめないけど… 栄養失調な感じが出ているといえばそうか。(^-^; 

2018/12/24

たまきら

恥ずかしながら全くこの方の事を知りませんでした。娘に説明しつつ読み、先生の無私の人生に痛み入りました。娘には「ユダヤ人だから」とか、そういう憎しみの歴史にびっくりしたようです。「たまちゃんが日本人だから嫌いな人もいるの?」というので「いるよ。でもね、それは本当に損だよね、お友達がどんどん減るんだよ」とだけ告げました。憎悪の歴史は本当に醜い。

2016/02/23

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