ネルソン・マンデラ: 差別のない国をめざして (伝記絵本世界を動かした人びと)
ネルソン・マンデラ: 差別のない国をめざして (伝記絵本世界を動かした人びと) / 感想・レビュー
yomineko
黒人であるというだけで差別されるのはおかしい。南アフリカにかつて存在したアパルトヘイト。世界中から非難されようやく廃止。黒人の権利、自由のために戦ったネルソン・マンデラ。困難に打ち勝って前に進む姿が美しい。大体肌の色で区別、差別する考え方をする人の気が知れない。頭がおかしい人達が上に立つ世界に住む人々は苦しみしかない。
2024/05/31
みさどん
長い長い絵本。マンデラさんの人生を読みやすく絵本にしてあることがありがたい。彼の人生の中で檻の中の時間はとても長かった。ともすれば壁と石だけを見つめる時間。絶望にさいなまれずに大変な精神力で、外の社会を信じ、愛する家族のことを考えてやり過ごす時間が27年間もあったとは。肌の色で差別されていた現実が嫌でたまらない。現代は国同士の戦争になっているけれど、国の中での争いに人々が疲弊していた時代がどこの国にもあったなあ。
2016/11/16
Cinejazz
南アフリカ国民党政府のアパルトヘイト(分離)政策に反抗した罪で、27年間の投獄生活を余儀なくされたネルソン・ホリシャシャ・マンデラ(1918-2013)の不屈の生涯を追った伝記絵本です。世界中で反アパルトヘイト運動が高まり、仲間たちの支援を得て釈放されたのは、1990年(72歳)でした。1993年にノ-ベル平和賞を受賞、その翌年に全人種参加選挙による南アフリカ共和国大統領に就任するのでした。マンデラの不屈の精神を象徴する W.A.ヘンリ-の詩篇「インビクタス(屈服しない)」に強い感銘を受けました。
2021/08/22
光
黒人の権利を守るために戦い抜いたネルソン・マンデラ。この事実を忘れないためにも、手元に置いておきたい絵本です。
2016/01/03
tellme0112
一晩、一晩、孤独なたたかいの中で「1人ではない」と確認しながらの日々に胸を打たれました。絵がよい。絵本の力だなあ。黒人とカラードとアジア人って違うんだーという驚きがありました。私が習ったのはマンデラさん大統領になったあたり。もっと関心払っていたら良かったのに。
2015/08/26
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