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まよいが (えほん遠野物語)

まよいが (えほん遠野物語)

まよいが (えほん遠野物語)

作家
京極夏彦
近藤薫美子
柳田国男
出版社
汐文社
発売日
2016-04-28
ISBN
9784811322537
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まよいが (えほん遠野物語) / 感想・レビュー

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KAZOO

京極さんの遠野物語からの絵本の2冊目です。前は河童の話ですが、今回は山奥の桃源郷のような場所に迷っていってしまったにょうぼうの話でした。色が白黒の多いのが現実で、カラフルなのが迷い家ということでわかりやすい表示になっています。遠野物語をこのような絵本にしてくれて楽しんでいます。

2016/10/22

遠野物語シリーズの絵本。ホラーではなく良い話でした。迷い家に行った女性が心優しい人で良かった、幸せになってよかったと思える作品でした。こういう慎ましい気持ちが人には必要なんだろうと思います。

2017/08/20

ケイ

山は怖いなあ、はかり知れないなあ。奥へ迷い込んだら大変だ。とくに遠野あたりの山では、気を付けないといけない。木には顔があるように思えたのは幾つまでだったろう。フシやウロに何かあるように思えたのは。

2016/10/04

gtn

民話は正直者や物欲のない者に幸福をもたらすパターンが多いが、三浦の女房は本当に欲がなかったのか。迷い家の幻影は、女房の煩悩のように思うのだが。

2019/11/20

nuit@積読消化中

朝から『まよいが』を読んでほっこりしました。柳田国男さんの遠野物語を京極夏彦さんが絵本文にしてくれてるのがまた優しくて分かりやすい。そして近藤薫美子さんの絵が、これまた雰囲気にとても合っていて、よく見ると、色んなところに精霊たちが描かれていたりと和みます。岩手の遠野はもちろん、各地方に伝わる『まよいが』には以前から、なぜか心惹かれるものがあり、いつか私もどこかで迷いこんでみたいものだ。

2016/07/16

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