シェイクスピア名作コレクション (9) (シェイクスピア名作コレクション 9)
シェイクスピア名作コレクション (9) (シェイクスピア名作コレクション 9) / 感想・レビュー
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今度芝居を見に行くので予習。絶対挫折すると思ったから、小説仕立ての児童書だけど…。小田島訳だからいいよね。ごく簡単なあらすじや、演劇系漫画や小説でしか作品内容を知らなかった時は、なんとなくマクベスとマクベス夫人は負のツインソウルなのだと思ってきたけど、これを読んだら単純に共謀と罪悪で固く結び付いた血塗れの絆の二人に思えてしまった。けど、一般書で読む、脚本で読む、原文で読む、とまた、それぞれ描かれるものや受け取るものが違うのだろうな。このあたりはもう一度『深読みシェイクスピア』を読み直したい。
2020/10/09
ささ
▪️シェイクスピア名作劇場のマクベス(斉藤洋作)を読み終えたので、小田島先生版のマクベスを。里中先生の絵も美しい。魔女に会わなければとは思うけれど、何かきっかけがあれば謀反へと転がっていく夫婦でもある。『新しい栄誉は新しい衣服と同じだ、着なれるまでなかなか身につかぬものだ』
2024/11/22
宇佐木あい
この本では、とても弱気な性格であるマクベスが、王座に就いてからどんどん権力を振りかざす暴君として書かれていた。はじめに斎藤洋さんのマクベスを読んだので、マクベスをはじめとする登場人物のイメージががらりと変わった。シェイクスピアの作品は読み手や書き手によって様々に解釈できることが魅力だと思う。
2018/11/05
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