こわい物語 十代最後の日 (赤川次郎 ミステリーの小箱)
こわい物語 十代最後の日 (赤川次郎 ミステリーの小箱) / 感想・レビュー
えみ
こわい、というよりも切ないと思った。表題の他に『ハープの影は黄昏に』『駐車場から愛をこめて』の三話収録。死神と取引した男の子の話、同じ日を繰り返すループもの、幽霊の出る駐車場の話。三者三様、各々違う怖さと切なさがあって楽しく読めた。ただし共通していることもある。それは“愛”。愛が軸となり、物語を結末へと運ぶ。昔から怖い話には愛がつきもの。そして何より一番のお薦めポイントは読みやすさ。最初本を開いたとき児童書かと本気で思ったくらい。もしかしたら本当に児童書?懐かしさすら感じた。少し怖くて切ない不思議な物語。
2019/10/01
ココ
こわい話、というほど怖くないけど。赤川さんだから。でも、赤川さんならではの、ラストの寂しさが残るショートストーリーだった。
2019/02/09
雨巫女。
《私-図書館》標題の話も含めてどれも、怖かった。ミステリーより、ホラーだね。
2018/12/03
リリパス
3つのお話が入っている短編集です。ちょっと怖いお話や、物悲しいお話の、ホラー作品集でした。
2018/01/23
モモ
駐車場の話がなんとも。
2018/11/10
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