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おいぬさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期)

おいぬさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期)

おいぬさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期)

作家
京極夏彦
中野真典
柳田国男
出版社
汐文社
発売日
2018-04-26
ISBN
9784811324807
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おいぬさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期) / 感想・レビュー

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starbro

京極夏彦の『えほん遠野物語シリーズ』を読み続けています。 ようやく第二期の刊行が開始しました。第一弾は、オドロオドロしい狼(おいぬさま)の物語です。おいぬさまの絵も怖いですが、途中で登場する老人の顔の方が怖いと思います。野生の狼が飼い馴らされて犬になったような気がしますが・・・逆なのかなぁ? https://www.choubunsha.com/special/tohno/

2018/04/28

ままこ

『おいぬさま』の正体はまさに畏怖すべき存在。。淡々とした中に重みを感じる京極さんの〈文〉と不気味で迫力ある中野さんの〈絵〉で描かれた遠野物語。大勢のおいぬさま達は今はどこにいるのだろうか…。彼らの遠吠えは決して真似してはいけない。

2018/08/08

アキ

京極夏彦「えほん遠野物語」第二期。中野真典・絵。お犬様とは、狼のこと。その昔遠野の山野にはお犬様がたくさん棲み、遠吠えも、唸り声もするが、姿は見えなかった。たまに姿を見せると大きさは、生まれたての馬ほどあり、200か300ほどの大群で襲ってきた。人間が火を燃やし防ごうとしても、軽く飛び越え、馬を食い殺した。ある日何百というお犬様の群れが北へと向かった。その日を境に遠野のお犬様は姿を消したという。

2021/12/08

NAO

【戌年に犬の本】京極夏彦の文による『遠野物語』の絵本。おいぬさまとは、狼のこと。おいぬさまはとんでもなく大胆で、とほうもなく賢く、群れになって狙った獲物を確実にものにする。だが、おいぬさまはある日忽然と遠野から消え去ってしまう。日本の元風景である遠野を去ったおいぬさまは、どこに行ったのだろう。日本にはもはや自分たちが住む場所はないと悟ったのだろうか。おいぬさまとは、=神様のことなのだろうと思った。

2018/08/19

さつき

迫力のある絵に圧倒されます。いやー!怖いです。小学校の下校時に、どこからか現れた犬が向かって来て恐怖を覚えたことを思い出しました。飛びかかろうとしたり、追いかけて来たりで泣きそうになりました。犬でも怖いんだから、狼が大挙してきたら…考えたくないですね。狼が昔は日本にもいたなんて、今では想像もできません。

2019/11/30

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