小説 言の葉の庭 (新海誠ライブラリー)
小説 言の葉の庭 (新海誠ライブラリー) / 感想・レビュー
りー
わー。なんか。読みながら顔が赤らんでしまいました。頁を閉じた瞬間、自分の中に残っている瑞々しさにちょっとびっくりする感じ。靴職人志望の高校生男子と、一回り年上の美女が、雨の公園の東屋で出会い、互いに知らず、恋に落ちる。名前も知らない彼女からは「鳴神の」と、万葉集の歌が。これは相聞歌で、返歌があると彼が気付く。恋―孤悲。映画ではこの二人がメインだったようですが、小説版は二人の周辺の色々な恋が書かれ、各章末にそれぞれ万葉集の歌が引用されています。物語と歌とが互いの命の色を引き出していて、ステキでした。
2019/06/04
シナモン
こちらの小説版も映像化してほしいです。新宿御苑にとっても行きたい!
2020/08/03
あお
☆4
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