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怪獣篇 群猫/マタンゴ (SFショートストーリー傑作セレクション 第二期)

怪獣篇 群猫/マタンゴ (SFショートストーリー傑作セレクション 第二期)

怪獣篇 群猫/マタンゴ (SFショートストーリー傑作セレクション 第二期)

作家
日下三蔵
中川学
出版社
汐文社
発売日
2020-08-03
ISBN
9784811327549
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怪獣篇 群猫/マタンゴ (SFショートストーリー傑作セレクション 第二期) / 感想・レビュー

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keroppi

【怪獣文藝番外地】「井上泰幸展」会場のショップで見つけて、このイベント用にとっておいた。「怪獣」がテーマのSF短編集で、筒井康隆、眉村卓、星新一、福島正実、小松左京が並ぶ。ただ怪獣と言っても、イメージする巨大怪獣は出てこず、「怪しいもの」というところか。もちろんそれぞれに面白いし、映画原作の「マタンゴ」なんて子供向けの本にいいの?という描写もある。巻末には編者・日下三蔵の解説があり、数多くの怪獣小説が紹介されている。全部読んでみたくなってくる。

2022/05/08

マツユキ

筒井康隆『群猫』、眉村卓『仕事ください 』、星新一『弱点』、福島正実『マタンゴ』、小松左京『黴』を収録。 テーマは、怪獣なんですが、怪獣…??という作品ばかりなんですが、そういう捉え方があるのか、と、それぞれ面白かったです。筒井、眉村作品、好き。初めて名前を知った福島作品、気持ち悪くって、良かった。 解説を頼りに、今度は怪獣が大暴れする作品を読もうと思います。

2020/09/12

toshi

怪獣がテーマのSFアンソロジーと言う割には怪獣らしきものが登場するものは「弱点」くらい。 どれも今の感覚からすると古臭さは否めない。 中では「黴」が一番の習作。まさに今の「新型コロナ禍」と通じるところが有る。 小松左京って未来を見通しているところが有るのかも・・。 子供向けと言うことかやたらとルビが多くてちょっと読みにくい。 子供向けと言うには内容が子供には難しいだろうな・・と言うのも有るけど。

2020/08/31

サラサラココ

小2、7月に出た新刊の傑作セレクション、作者が異なる短編5話を一気に読んだ。一つ一つかいつまんでどういう話か言っていたので、多分面白かったのだろう。

2020/09/05

yi120

まずはほとんどの漢字にフリガナ、子供向け?の割には内容はハード。この時代(昭和)のSFは社会、政治への警鐘色を強く感じる。これは国内外問わず、本作の収録作品にも。「マタンゴ」は昔ビデオで見た記憶があるが、うろ覚えながら人の欲望の怖さだった様な。ショートはやはり星さん、最後の数行でスパッ!いかにもです。「仕事をください」ウルトラQの様な薄気味悪さ。ひたすら暗い「群猫」とメカっぽい「黴」筒井、小松両氏の作風が色濃いです。

2020/12/08

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