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おまく (えほん遠野物語 第三期)

おまく (えほん遠野物語 第三期)

おまく (えほん遠野物語 第三期)

作家
柳田国男
京極夏彦
羽尻利門
出版社
汐文社
発売日
2021-07-20
ISBN
9784811328454
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おまく (えほん遠野物語 第三期) / 感想・レビュー

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starbro

京極 夏彦の『えほん遠野物語シリーズ』を読み続けています。 本書から、最終第三期突入です。『おまく』という言葉も知らないけど、何と思いながら読みました。絵はあまり怖くありません。『おまく』とは、人の死が近づいた時の超常現象の総称でしょうか? 最終第三期は後3作、続いて『きつね』です。https://www.choubunsha.com/special/tohno/

2021/07/21

☆よいこ

えほん遠野物語。寺の建築中に現れた少女は大勢に目撃されて消えた。翌日亡くなった。川の中に見えた赤ん坊が、亡くなった。東京で死にかけた男が一瞬にして故郷の家に飛んで帰った。幸い死ななかったが、実家の母親の目の前に現れて消えたという。それを「おまく」という▽人が亡くなる直前に魂だけが飛び回り、目撃される現象?虫の知らせか。絵が怖い。

2022/01/30

keroppi

京極夏彦さんによる「えほん遠野物語」。第三期は、まだ読んでいなかった。死が迫った時に思いを寄せる人に意識が飛んでいく。迫力ある絵が「おまく」を見せてくれる。不思議な世界を描くこのシリーズ、さらに読みたくなった。

2021/12/07

アキ

柳田国男原作・京極夏彦文・羽尻利門絵。土淵村の焼け落ちた寺の建築場に娘がやってきたが、すっと消えていなくなった。棟梁の隣の家の娘だった。翌日娘は死んだ。男が川で夕涼みに出た。川の中に実家の台所が見え、姉が子供を背負って何かしていた。胸騒ぎがして手紙を書いたが、その前に電報が届いた。姉の子供が死んだと。東京で近衛連隊に入営した仁太郎が逆立ちに失敗して、あっ死ぬと思った瞬間、走って遠野に帰っていた。母は何も言わない。おかしいと思い東京に飛んで帰った。目覚めると意識を回復したところだった。これらをおまくという。

2021/09/04

とよぽん

遠野地方の不思議を絵本仕立てにしたシリーズ、12巻の予定で刊行が進んでいるらしい。今回の絵は羽尻利門(はじり としかど)さんという方。風景も人物も真に迫るというか、読む(見る)者をとらえて放さない力を感じる。えほん遠野物語、全巻読破を目指したい。

2021/09/16

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