いのちに触れる: 生と性と死の授業
いのちに触れる: 生と性と死の授業 / 感想・レビュー
ぱせり
ニワトリと原発がどう結びつくのか、と思ったけれど、「エゴ」と言う言葉に結ばれていたのだった。おりおりに、鳥山先生の言葉は、私の頬をひっぱたく。ことに原発の章の「子どもたちをかんたんに「原発反対」という子にしてはならない」という言葉。何も考えず感情的に飛びつく「原発反対」ではなく、血と肉の通った原発反対へと思う。また、この授業を上っ面だけ掬うことの危険も強く感じました。一点疑問に残ったのは鶏をわざわざかごから出して「狩る」というあれは本当に必要だったのか。
2011/09/05
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