星に願いを。 (竹書房文庫 DR 70)
星に願いを。 (竹書房文庫 DR 70) / 感想・レビュー
おかむー
まぁ映画のノベライズらしいというか全体に浅めな感触はあるけれど、ラストあたりはそれなりにじわっとくるあたり手慣れてるのかな。『もうすこしです』。TVドラマや映画で典型的な「心残りを清算するために人生ちょっとだけ延長モノ」ではあるし、登場人物同士の関係性を実感できるだけの描写が足りてないし、唐突に頭の中の声が生まれ変わりの「説明」始めちゃって興ざめ半端ないし、終始ひっかかるのだけれどラストで無暗なご都合に走らず切なく終わらせたことでなんとか好印象になりましたね。
2016/05/09
あつひめ
人は生きているうちは自分の本当の思いを感じる、理解することができない生き物なのだろうか…と切ないながら疑問に思ってしまった。生きているってそれだけで自分の思うとおりに進むと思ってしまうからだろうか。人の生死を目の当たりにする職業に就いているからこそ、死の先にあるものが余計にわかってしまう。3日間という限られた中でもっと何か…と望む方が不自然なのかな。もっと笙吾自身の思いを伝えてほしかった。と言うより、葉月先生はどうするつもりなんだろう?とか読者の心残りはいっぱいだ。
2014/04/04
Kenji
読みやすかったです。圭吾と奏の間で お互いに特別な感情が芽生えていくいきさつが わかりずらかったのですが。物語そのものは、よかったです。ファンタジー恋愛小説といった感じでした。
2014/09/30
ヒロ
自分の正体を好きな人に教えたいのに教えられない。その描写が好きです。ずっとこのまま付き合っていけば良いのになと思える主人公の二人でした。映画と合わせて読むのもオススメ。
2015/03/25
ふでこ
切ない。映画も観てみたい。
2022/12/10
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