愛の若草物語 (竹書房文庫 世界名作劇場 12)
愛の若草物語 (竹書房文庫 世界名作劇場 12) / 感想・レビュー
糜竺(びじく)
以前、TVで放送していたアニメ世界名作劇場の作品で、そのノベライズ本です。1860年代の南北戦争時代のアメリカが舞台の物語です。南北戦争に出ている父親の留守を守る四姉妹が、母と共に暮らしています。戦争で家を失い、貧しい生活をしながらも、けど、明るく笑顔の絶えない日々が描かれていて、家族愛がしみじみと伝わってきました。四姉妹はそれぞれが個性的で面白いです。幸せとは、日常の生活の一コマ一コマにあるのだと、気付かせてくれます。読んでて、確かに世代を超えて皆に愛されている作品である事が良く分かりました。
2014/02/10
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