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東京伝説ゆがんだ街の怖い話 (竹書房文庫 HR 20)

東京伝説ゆがんだ街の怖い話 (竹書房文庫 HR 20)

東京伝説ゆがんだ街の怖い話 (竹書房文庫 HR 20)

作家
平山夢明
出版社
竹書房
発売日
2005-04-01
ISBN
9784812420867
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東京伝説ゆがんだ街の怖い話 (竹書房文庫 HR 20) / 感想・レビュー

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夢追人009

実は当初は刊行順に読もうと思っていましたが、うっかり順番を間違えてしまいました。これが東京伝説シリーズ6冊目ですが、まあ続き物ではないですし仕方ないですね。今回は社会派を思わせるテーマの話もたくさんありましたが、何とも内容が下品なので紹介するのが苦しいですね。「夢の島保老園」「ある夫婦」はえげつないけどいろんな意味で問題作ですのでぜひお読み下さいね。『終の店』静かな山間の町で育った彼女は上京し、都会の騒がしさを避けて下町の路地を行った先にある木造アパートに住み始める。アパートの入口に5軒程の店屋があった。

2021/05/30

みや

街に潜む狂人たちと出会ってしまった実話ホラー短編36作収録。幽霊や心霊現象ではない。恫喝や乱暴というのでもない。ただとにかく「狂っている人」。そんな人達のオンパレードで非常に面白かった。やはり一番怖いのは人間だと再確認。小説というよりネタ本という感じだが、一個一個の破壊力が凄いし、何よりも現実味がありすぎて怖い。実際に会ったことはないけれど、本当に居そうな人達ばかり。誘拐された女性が拷問を受ける「顔を割るか足を絞るか」が一番好き。己の想像力が憎らしくなる。これは痛い。吐きそうになるくらい痛かった。最高。

2018/10/31

hannahhannah

東京伝説シリーズ第六弾。「夢の島保老園」とか「叉焼握り」みたいなことって本当に東京で起きてるのかね?顔を顰めるほど陰惨な内容に震える。「母乳礼賛」は大正か昭和初期の嫁いびりの酷さにぐったり。「じゅあん」は部屋に帰ったら誰かが赤ん坊を出産していて、その後の展開もヤバい。「家庭内暴力の兄」は何か良い話。一人暮らしの女の部屋に変質者が侵入してくる話と、女が別れ話を切り出したら男が異常者に変身するなど、このシリーズお馴染みの話もいくつかあった。終盤の「顔を割るか足を絞るか」の激痛描写が強烈。東京伝説は本当に最高。

2017/01/18

ふじみどり

あまり短いのは好みじゃないので手を出してなかったシリーズ。 もう一話もう一話と読み出したら止まらなくなるの、わかる。 気に入った話はもっと知りたくて欲求がみたされない。でもあっさり平山さんに「続きはないよ」と言われる。放置プレイに近い。

2012/02/14

曹佳

相変わらず、「人が怖い系」のホラーのなかでも、グロさも残酷さもダントツのシリーズだと思う。

2016/05/31

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