アモス・ダラゴン (6)
アモス・ダラゴン (6) / 感想・レビュー
リカステ
再読。シリーズの中で一番影響を与えられた巻。 様々な神話・伝説を再構成したとも言える世界観だが違和感は無い。この巻はさながら世界の不条理ばかりを集めたよう。児童書にあるまじき殺戮、裏切りの数々。あれだけ大仰な事を仕出かしておいて、本性はあれ。騎士は悲惨な目に遭ったばかりに真実の騎士の精神を失った。だがそれも彼を一概に責められないことも確かで、それがまた幼心にも辛く、困惑したのを覚えている。 救いが全く無い訳では無い、が、それを上回る不条理。よく小学生でこれを理解できたものだ、あの時の自分よ。
2015/09/02
紅蓮
モーゼの災厄をモチーフにした恐ろしい十の災厄は、文字通り子どもな神エンキによる自己本位な欲望によるものであった。そんなエンキにお尻ぺんぺんをした主人公アモスは地獄に落ちてしまう(スッゴく要約笑)。セト神をとても格好良く怖く描いてくれていて嬉しい…
2014/06/19
こやまるぅ
最後の方の挿絵のエンキ様・・・!まさかあんなに可愛い子とは・・・。あの子なら今までの災厄とか全部許しちゃうね!
2011/04/26
サラサラココ
小2、「〇〇神は〇〇の神」のように、様々な神が出てくるらしい。
2020/06/11
すぅーた
好きになるキャラほど死んでいく(泣)
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