ゴーダ哲学堂 (竹書房文庫 GY 8)
ゴーダ哲学堂 (竹書房文庫 GY 8) / 感想・レビュー
たまきら
この作家の切ない笑いが好き。ラブレターの一篇と、作家と思しき男性の毎日を描く一篇が特に好き。
2017/09/27
乙郎さん
是枝監督の映画を鑑賞してとても印象に残ったので原作も読む。あの映画のひんやりとした雰囲気はないものの、これもまた面白い。タイトルに「哲学」とついているように現代の寓話を描いており、基本的には人間賛歌なのだが、簡単に「人間万歳」とはいえないようなしこりが残る。
2009/12/01
ざれこ
「空気人形」鑑賞後映画館で購入。人形やロボットの視点を通じたりしながら、人が感じることの寂しさや美しさを教えてくれる。心があると哀しい時もあるけど、生きてるってすばらしいのかなって。どの短編も染みた。映画は原作の思いを更に膨らませて伝えてくれたような気がする。「生んでくれて、ありがとう。」
2009/11/02
JACK
× 自分の存在について悩む人々を描く短編集。哲学というと難しい印象ですが、このマンガは難しくはありません。ただし、個人的には面白く無いし、読んだあとに何かが残るかと言うと、それも無い。あとがきは哲学っぽい理論が延々と書かれているが、これにはウンザリ。
2013/08/14
fumikaze
短編集(1998~2002年)「機械仕掛けの愛」に続いていくと思われるロボット話も。ただ、哲学好きな人には今さら何を、と思われるだろうし、漫画好きな人には妙に真面目というか青臭いと思われるかも。(私は好きだし、手元に置きたい漫画ですが)。損得のみで動く人々、今だけ良ければいい人々、トラブルになりそうな物は直ぐに削除してしまう人々、整形で同じ様な顔になっていく人々→本当にこうなりそう(なっている?)で怖い。
2018/09/06
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