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東京伝説 冥れる街の怖い話 (竹書房文庫 HO 50)

東京伝説 冥れる街の怖い話 (竹書房文庫 HO 50)

東京伝説 冥れる街の怖い話 (竹書房文庫 HO 50)

作家
平山夢明
出版社
竹書房
発売日
2008-04-25
ISBN
9784812434314
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東京伝説 冥れる街の怖い話 (竹書房文庫 HO 50) / 感想・レビュー

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夢追人009

平山夢明さんの怖い話を読み続けると際限もなくどんどんえげつなくなっていきますので終いに神経が麻痺してしまうような所がありますね。まあ本当に人間の恐ろしさをこれでもかと感じさせられて、まだましだなとこれまでの穏やかな暮らしに感謝したくなりましたね。『完璧さん』近所に絵に描いたような完璧な奥さんがいた。御主人も商社に勤めていていつもパリッとしていた。完璧さんの家には室内飼いの大人しい茶色のラブラドールレトリーバーがいた。彼女は近所の人を集めて料理を教える会を開催していて近所に住む主婦の田中さんも会に参加した。

2022/05/06

ゆみきーにゃ

《購入》お久しぶりの平山さん。やっぱりこの世で一番怖いのは人間。頭のおかしな人がこんなにもいる世界こそ一番恐ろしいでしょ。

2017/09/23

鬼灯の金魚草

やっぱり読んでしまう。こんなにヤなきもちになるのに、決して楽しくないのにね〜。「傷屋」痛い痛い。「キムチおやじ」おえーっ「コンビーフ式」最低「スカルプ」本当ヤだ。平凡な小市民でいい。

2017/08/16

hannahhannah

東京伝説シリーズ第十弾。毎回このシリーズで散々エグい話を読まされて耐性がついてきているのを抜きにしても、今回は結構なパワーダウンが感じられた。シリーズ第一弾のあまりエグくない『呪われた街の怖い話』に収録されているような話が多かった。ただ、犬や猫が殺される話は読んでて不快ではある。このシリーズ様式美の一人暮らしの女の部屋に変質者が侵入してくる話はしっかりある。ラストの「埋めジャン」の結末にはバッド・カルマを感じた。『狂気な奴ら』での書き下ろし四つが今巻に含まれていたし、締め切りがよっぽどキツかったのだろう。

2017/01/28

猫丸

異変の端緒は多くの場合、臭気である。物言わずとも臭気は確実に精神の平衡を破る。それでいて慣れるのも早い感覚だ。つまり発する本人以外の全員が異臭を感知する、という特性を持つ。また、視線を外れることもある視覚、イヤフォン等で回避可能な聴覚とは異なり、避けようがないのが嗅覚だ。マスク着用が常態化した現在、匂いの感知精度が低落しているところから何かしら問題が生じないだろうか。そろそろそんなネタが出てもいい頃かと思う。

2021/09/26

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