クリスマス・キャロル (竹書房文庫 ディズニー)
クリスマス・キャロル (竹書房文庫 ディズニー) / 感想・レビュー
asa
ファンタジー成分多めの子供向けかと思いきや、これはぜひ大人の方に手に取ってもらいたいお話。スクルージはケチで冷酷、嫌味が大好き。お金を増やすことだけが彼にとっての正義でありお金を取っていこうとする者は悪である。しかしその矛先を考えたことなどなかった。スクルージに何が起きるかわくわくした後のエピローグが本編だと思う。決して簡単ではない物語、気付くことの希望が溢れた一冊。
2018/07/05
blue.
読んでいくうちにスクルージおじさんのことが好きになっていきました。笑顔が大切なのだと学びました。良い本に出逢えたと思います。それに後半の逃走の場面もスリリングでした。アニメも見てみようと思います。
2013/11/26
テツ
クリスマスシーズンには毎年再読。これが書かれたの170年前なんだぜ?それなのに人間が善いとするモノ、美しいとするモノ、大切にするべきモノは今と全く同じだ。それらは時代が移り変われども変化しないものなんだなと読む度に思う。スクルージは精霊達のおかげで、美しい、正しい、祝福された道に戻って行けた。これが現実の人間だったなら大半が喉下過ぎれば何とやらで、夢から覚めた後には今までと同じ道を歩んで行くんだろうな。クリスマス時期に読み返すことにより、少しでも清らかな気持ちを保ち、また1年歩んでいけるように心がけたい。
2012/12/18
ホッパー
心温まるお話でした。
2009/11/21
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