恐怖之場所 死にます。 (竹書房文庫) (竹書房文庫 HO 78)
恐怖之場所 死にます。 (竹書房文庫) (竹書房文庫 HO 78) / 感想・レビュー
さといも
ほぉ〜。結構怖い話があった。小説だけど怖い話は実話で、名称・人物等は違うようになっているってことね。実際にあった事件なら教えてほしい。この事件の裏にこんな事が!?って怖さも倍増するのになぁ。
2019/11/01
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作家・倉坂鬼一郎はホラー小説の参考に、と不動産屋の女性から物件に関する恐怖体験を聞くことになる。いわく付きの遮断機の側にあるマンション、腐ったバラの香りがする一室、どの店も長続きしない十字路の土地、暗く寒気のするような浴槽などコース料理のように次々と紹介されるのだがどの話も現実的な怖さがあって、ついついうちのマンションは大丈夫なのかな…と心配になりました。言葉巧みに真実を隠し平然と売ってしまう不動産屋が一番怖いよ。ただ、ストーリー展開は良かったんですがラストのおちに些かがっかりさせられました。
2013/02/03
☆kubo
"死にます""腐った赤い薔薇"が良かった。赤い〜はビジュアルが鮮明でドラマのよう。ラストの"舌を出すタヌキ"はタイトルに反して一番怖いかも。不動産とのやり取りは、まあ、なくても良いかな……
2019/07/03
王天上
竹書房文庫だから実話怪談かと思ったら小説でした。連作短編で、久しぶりに小説家の文章を読んだのでさすがうまいなと思いました。是非実話にも挑戦していただきたいです。
2015/10/20
海星梨
最後の話がどっちかというと悪趣味ミステリ、別の物に昇化させているわけでもなくそのままなクトゥルフ神話の影響なあたり楽しめませんでした。人間怖い系の話の方が好きなので、普通にクトゥルフTRPGシナリオ風の味付け萎えます。そう、本家じゃなくてTRPGのほう。ホラー小説にそれは求めてないかなー。
2020/03/29
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