怪談倶楽部 怨恨(えんこん) (竹書房文庫 HO 81)
怪談倶楽部 怨恨(えんこん) (竹書房文庫 HO 81) / 感想・レビュー
夢追人009
怪談倶楽部シリーズの2冊目で、著者はこのシリーズは厳密な実話だけでなく虚構も混じっているかも知れないと断りを入れられていますのでヒット作の「怪談実話」シリーズよりも恐怖度がUPして怖いですね。でも著者のスタイルを愛する方には全く関係なく今回も満足出来るでしょうね。『廃校キャンプ場にて』荒川は大学時代に自転車で日本一周した。彼は近畿地方のある山里を走っていて、今夜は廃校を利用したキャンプ場で一泊しようと考える。真夜中に教室で寝ていると大勢の子供達の「礼、着席」「電気、消さなあかんねんで」という声が聞こえる。
2020/10/11
香菜子(かなこ・Kanako)
怪談倶楽部 怨恨(えんこん)。平谷美樹先生の著書。現実にありそうな怪談で夜に一人で読むと心臓がドキドキしてしまうほどの臨場感あふれる内容でした。怪談倶楽部のタイトルどおり、まるで自分が本当の怪談会にでも参加したような気分になります。日本に伝わるいろいろな怪談をもっと知りたくなりました。
2018/10/18
HANA
実話怪談としては可もなく不可も無し、といった所。全体的に割とあっさりめな話が多い。
2010/04/02
Kavi
この人の怪談を初めて読んだ。一つひとつの怪談を丁寧に描いているので、情景が浮かびやすい。小説風で、短編集のよう。「高楼館シリーズ」「立ち入り禁止の家」「クイズ番組の電話」「幽霊マンション」「斎船」「同居人」が、怖い。
2011/07/15
うげつ
表紙買いしてしまいました。 どの話も面白くて、すごく良かったです。
感想・レビューをもっと見る