KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

超怖い話X (カイ) (竹書房ホラー文庫)

超怖い話X (カイ) (竹書房ホラー文庫)

超怖い話X (カイ) (竹書房ホラー文庫)

作家
松村進吉
出版社
竹書房
発売日
2012-07-28
ISBN
9784812490112
amazonで購入する

超怖い話X (カイ) (竹書房ホラー文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

夢追人009

全30編収録の短くてスイスイ読める怖い話現代怪談集ですが胸を悪くする話だけではなく一つでもいいから心に残る素敵な話があれば幸運だなと思いますよね。『賜』は唯一の女子社員の彼女が自主的に事務所の掃除をしていた所或る朝、机に白い餅が置かれていて食べると必ずささやかな幸せが巡り来るという良い話。『悪童志願』は厳格な警察官を父に持ち幼い頃から殴る蹴るの躾を受けて来た主人公が親に歯向かってグレますが、ある日遠くに住む母方のひいお祖母ちゃんが死ぬ前に一瞬だけ生き霊となって現われ泣いて手を握ってくれたお陰で更生する話。

2020/04/16

ゆみきーにゃ

《購入》面白かったけど、脱字があるわ一話の中で主人公の名前が庭野くんから庭場くんになり最後はまた庭野くん。間違いが気になってしまった。

2016/07/27

HANA

文章は確実に上手くなっているし雰囲気も十分なんだけど、何故かこの巻はいまいちピンと来る話がなかった。多分収録されている話が全てあっさりしすぎているのが原因じゃないかと思う。あっさりとした不思議系の話は嫌いじゃないけれど、あまりそればかりだとこってりした怖い話が読みたくなる。この本にはそちらが含まれていなかったのも、不満の一因なのかなあ。実話怪談が不思議系ばかりになると、読んで怖がりたい私のような人間が遠ざかっていくのではないかと、ちょっと不安になった。

2012/08/02

salvador

超怖くはなかったのですが、怖いもの、不可思議なもの、この世の常ではなさそうな何かを感じさせるお話でした。さらっと読めます。餅の話がとてもよかったです。お互いの感謝の気持ちなんですかね、こういう不思議な話は信じていたいです。

2020/09/09

ラルル

実話怪談の中でも松村さんのものはハズレないので安心して読めます…が、今回は手応えが軽いです。文章が上手なので読んでガッカリすることはありませんが、多分ラストの「廃業」も中盤に来るようなインパクトの低い話だった為余計読後の印象が弱いんじゃないかと思います。個人的には「迎える」が何とも言えない気持ち悪さを感じました。「花摘みガールズ」は少女趣味な感じですね。

2012/08/27

感想・レビューをもっと見る