KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

アナトミア (ミリオンコミックス)

アナトミア (ミリオンコミックス)

アナトミア (ミリオンコミックス)

作家
藤たまき
出版社
大洋図書
発売日
2004-12-15
ISBN
9784813009900
amazonで購入する

アナトミア (ミリオンコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヒロ@いつも心に太陽を!

これ、実は重いよね?エバが囚われている「過去」というのは。エンリケとのそれが愛だったのかはわからない。でもエバにとっては初恋であり、彼の才能にも多大なる影響を及ぼしたことは間違いなくて。すべてを受け止めようとするルーサといい、重いテーマを扱っているはずなのになぜか感覚的に海外の小説を、詩集を読んでいるかのようなとても清く純粋で美しいものを目にしている気持ちにさせられた。『アタ』に引き続き藤作品ふたつめだけど、私はこっちの方が好みかも。

2011/07/09

あれぐり

藤さんの作品からはエロと清潔感が不思議に調和してる印象を受ける。これもそう。そしてSEXを含めた恋愛を素晴らしいものだと肯定される気がして、しみじみとする。それも、表情やページの余白などから。あ~うっとり!

2009/08/11

ごま

とりあえず出版順にと、新装版でなくこちらを購入。重く辛い話しかなと勝手に思っていたら、コミカルな面もあったりでブルーにならずに読めた。たとえ相手が不機嫌な顔でも、愛しく思ったり、憎くても次の瞬間許してしまう。そういう恋愛のフワフワしたリアルな感じを摘み取るのが上手だなぁ。ルーサが『君に踏み込みたい』と、誠実に話し合うシーンが好き。

2011/07/14

ニコル

子供にとって刺激的に導いてくれる大人は絶対的存在だけど。エンリケがどの程度だったのか確かな判断力を持った大人になって絵を見ることが出来て乗り超えたのかな。あのまま一緒に大人になってたら共に破滅へ向かっていただろうな。

2016/01/27

papico

藤さん初読み。すごくよかったです。人物描写、モノローグ、台詞、コマの配置、画面の余白。申し分なく素晴らしく、物語にどっぷり。センチメンタルに流されすぎないルーサの若さがまぶしかった。

2009/09/15

感想・レビューをもっと見る