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寡黙な華 (SHYノベルズ)

寡黙な華 (SHYノベルズ)

寡黙な華 (SHYノベルズ)

作家
榎田尤利
雪舟薫
出版社
大洋図書
発売日
2004-08-27
ISBN
9784813010319
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寡黙な華 (SHYノベルズ) / 感想・レビュー

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辺辺

華族+執着+年下攻め。全体的心情描写が細かいところがさすが榎田さんだと思いましたが、最後の再会やその後の部分がやや駆け足の印象を受け、感動する暇もなかったのが残念でした。(そして、榎田さんの作品は優しいと再認識しました)

2011/11/13

ミル婆

妄想少女の定番、病弱で矜持が高い深窓の美姫。しかも強烈なトラウマ持ち。こんな受には強引な執着攻がことのほか良く似合う。爪切り、ベーゴマ、女装などの細かい萌えエピソードも散りばめられ、よどみないストーリー展開。全てを把握している親友の馬宮辺がちと意地悪なのか間抜けなのか微妙。髪を切った白百合王子の雪舟さんイラストが素敵だ~。

2012/04/15

beniko

ブックパス。昭和初期の華族の青年二人の話。過去の辛い経験から対人恐怖症と心因性と思われる喘息のため、離れにひっそりと暮らす千早。後半明かされる過去の辛い経験に性的なものがなくてよかった。千早を手に入れるため、後を継げない千早の代わりに養子にと邦彦が櫻林院家に来る。破滅的な行動や思考にも時代が感じられ、ある意味納得のすれ違い。邦彦の行動は酷かったけど、弱そうでいて芯は強い千早の勝利。幼い頃に共に過ごしたことがあるとは思えないほど距離感のあった二人も、心の奥底では幼い頃からつながっていたんだね。攻めの執着愛。

2018/09/01

cicoppe

長年執着し続け、ついに好きすぎて監禁までしちゃう攻め。大変つぼでした。過去のトラウマを刺激され壊れかけてしまった受けは、三年の間に強くなって攻めと再会する。何もかもお見通しの友人の医師は本当にただの友人だった。イラストが素敵。

2014/08/07

思わせぶりな導入部と期待を裏切らない、ある種お決まりな展開。でもありきたりな感じはしない、玄人芸。最後までちゃんとつれていってもらえて、しかもこの終わり方は好きだ。恋をしてそういう風に成長できると信じさせてくれる幸福感が味わえる。カバーの見返しまで馥郁たる百合の香りがするようだ。

2010/06/01

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