菫の騎士 (SHY NOVELS 205)
菫の騎士 (SHY NOVELS 205) / 感想・レビュー
那義乱丸
榎田作品積読崩し中。 妖精の住む美しく平和な、まるでお伽の国のような舞台設定だけど、久しぶりに戻ってきた攻め・ダンテ(主人公・アルの従弟)がひねくれまくっているのでどうなることかと気を揉んだり。平和の源には「信じる事」があると主張するアルヴィンとそれに反論するダンテのやりとりに、騎士道、国の在り方、民の幸せといった理論が盛り込まれ、榎田さんらしい読ませる話だった。信じる事が一方通行ではなく信じ合えるようになれたら幸せだとしみじみ。終盤にはファンタジックな描写もあり重くならない読み心地も良かった。
2014/05/26
まふぃん
見逃していて買いそびれていました。面白かったので、すぐ読んじゃいました。
2015/10/28
rabbit
精霊がいるファンタジーの話。榎田さんの書くファンタジーなので、どんな風になるのかと思いましたが、なかなか引き込まれました。
2017/12/07
青龍
Kindle(読み放題)にて。榎田作品、追っかけ中。王道ではあるけど、ファンタジー色もあり、BLなくても成立するストーリーなのに、BLがあることによって、さらに嬉しい作品となっています!
2017/04/15
つたもみじ
「憎んでいるはずなのに恋をしてしまう…」「恋をしているからすべてを赦したい」久しぶりに帯の煽り文句が秀逸だと思いました。妖精の国・聖なるベネボレントの領主であるアルヴィンと、幼い頃に別れて、ヴァンダイク家養子となっていた従弟・ダンテとの物語。光の妖精、菫の妖精、誤解、戸惑い、反発からの信頼…すっきりと綺麗に纏まったファンタジー。サラリと軽いですが、楽しかったです。
2013/08/22
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