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交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)

交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)

交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)

作家
榎田尤利
奈良千春
出版社
大洋図書
発売日
2009-05-28
ISBN
9784813011989
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交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230) / 感想・レビュー

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合縁奇縁

交渉人シリーズ第3弾。前作は兵頭の過去だったのに対して、今回は芽吹の過去が少し明らかになります。キヨとさゆりさん、アヤカ、智昭といったお馴染みのメンバーも登場。芽吹が過去に弁護した、朝比奈が絡んでから話がダークな感じに。更生を信じて救った青年は、裁判では勝ったものの社会制裁を受け、家族もバラバラなったことで悪の世界に入ってしまった。朝比奈にドラッグを盛られ、そして監禁され幻聴や幻覚などのドラッグの副作用に苦しむ芽吹の姿が読んでいて辛かった。

2018/10/22

エンブレムT

違うんだ!七五三野はただ、俺の痛めた腰に湿布を貼ろうと~。違うんだ!この妙に甘酸っぱい空気は、口下手なキヨが落ち込んでる俺を励まそうとしただけで~。あぁ、笑ったw絶妙な間の悪さで登場する兵頭に!なんかもう「待ってました~♪」ってな感じです(笑)・・・『交渉人』シリーズの3作目。この巻は『振り込め詐欺』に絡んだ物語でした。展開はかなりシリアスです。過去に起きた事件。被害者と加害者とその家族。判決が出た時点で終わりなのではなく、過去を抱えたまま人生は続いていく。罪を償う機会、死者にはそれすらもないのだけれど。

2013/07/03

セシル

表題通り過去にふれ、和気藹々ムード~シリアス展開に辛かった。難題を引き受け、信念で切り抜けてきた芽吹だが、未だ表層部分しか判らないもどかしさが付き纏う。自己暗示という「信じる。信じたい」は何を言い聞かせてるのかな。私が対話で呼びかけても、芽吹はスっとかわしてしまい、心の距離の壁が厚くて切ないぞ…。明るい要素では、キヨと智紀の進展にニヤリ☆兵頭の“信じちゃいないが、惚れてます”が名台詞。どんな芽吹だろうと、丸ごと受け入れる兵頭の愛し方に救われる。今後も芽吹の闇から目が離せず、一緒に大きな荷物を背負う気分だ。

2010/11/10

辺辺

兵頭、男前になってきましたね。つか、お尻論争に大笑い。

2010/10/09

タビサ

交渉人シリーズ③ 今回は振り込み詐欺事件と芽吹の過去に担当した相手が関係しているちょっとシリアスな展開。冒頭のさゆりさん、芽吹&力士ズの振り込み詐欺捕り物で笑い、兵頭と七五三野の芽吹の尻争いで笑い、和やかムードだったのに・・・。朝比奈の登場でまたしても芽吹が大変なことに。毎回いくら命があっても足りないくらい痛い目にあう芽吹が心配です。彼の過去が垣間見えてきたけれど、まだまだ謎の部分も多くこの先の展開も気になるところ。兵頭が芽吹にとって頼れる存在である事が今回強く感じられました。

2016/04/06

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