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蛇とワルツ (SHYノベルズ 236)

蛇とワルツ (SHYノベルズ 236)

蛇とワルツ (SHYノベルズ 236)

作家
榎田尤利
志水ゆき
出版社
大洋図書
発売日
2009-09-26
ISBN
9784813012047
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蛇とワルツ (SHYノベルズ 236) / 感想・レビュー

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波多野

シリーズ最終巻。人は孤独だから共に歩む存在が必要なのだという、PetLoversの存在意義とシリーズのテーマを、オーナーである人摩の恋愛を通して纏め上げていた。大切に思い始めたペットに騙され、もがき悩む姿に日頃はどこか人間味のない仁摩の孤独や弱さが見えたのが切なかった。そしてまた人摩も洋司との恋愛の中で大切なものを見つけられてよかった。シリーズの中で登場した様々な愛の形が、登場人物たちの幸せな姿によって成熟しているのが見えて、とても幸せなラストだった。

2015/09/13

LIV

シリーズ最終巻とあって前シリーズの登場人物たちがチラッと出てくるのが良かった。皆幸せそうだ。さて、最後の締めくくりはオーナーだったわけだけど、もっと強かなのかと思ってただけに想像よりも可愛くてビックリ。蛇の方も前半と後半の変わり身が凄かったなぁ。全シリーズ通して一番あっさりめだった気もするけどオーナーが幸せそうで満足。いいシリーズだった。

2011/05/09

辺辺

ペットシリーズ最終章。蛇です。超辛口で御免なさい。タイトルを蛇にしては蛇のイメージが途中でガラリとワンコに落ちてしまった時点でアウト。ワルツも最後の最後しか文面に浸透せず、かなりがっかり。ストーリーはかなり面白いですが、萌えツボなし。まさかシリーズ最後に躓くとは残念でしかたがありません。それにしても、ペットシリーズの攻め全員が最終落地点がヘタレ攻めというオチにワロタwww。

2013/01/10

みずほ

評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ PLシリーズは犬と獅子は既読。蛇・杏二のお相手はPLクラブのオーナー・仁摩。でも、杏二は最初は蛇だったが、最後(本質)はワンコだったな。かつて受だった仁摩が失恋を機に攻になり、新しい恋に出会って受に戻る・・・という展開はとても好みだし、ペット派遣業という特殊な仕事と政治家との絡みも面白い。杏二も年下攻としては理想的な可愛い男だし、3冊読んだ中では一番好きかも。犬のユキと轡田の生活ぶりも垣間見えて懐かしかった。ちょっぴり攻っぽい仁摩のビジュアルもいい。※友人よりレンタル

2011/07/22

藤月はな(灯れ松明の火)

(シリーズファンの皆さん、最終巻から読んだ馬鹿者のコメントですがお許し下さい)爬虫類を見ると家族が「かわいい」という家庭で育ったためか、活字倶楽部の特集をみてタイトルに曳かれて初めてBL小説を出版している版元から購入しました。読了後は幸福感で胸がいっぱいになり、爽やかな気持ちです。好みに合った話ですっごい、満足です。特に蛇君のあの変貌振りやオーナーさんの恋愛感情に心の中で「かわいいっ・・!」と叫びまくってました(笑)お幸せに!(いかん、暴走してしまった・・。)最後の一文は真理をついていると思います。

2009/11/16

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