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交渉人は諦めない (SHYノベルス)

交渉人は諦めない (SHYノベルス)

交渉人は諦めない (SHYノベルス)

作家
榎田尤利
奈良千春
出版社
大洋図書
発売日
2010-07-29
ISBN
9784813012177
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交渉人は諦めない (SHYノベルス) / 感想・レビュー

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エンブレムT

「俺が死ねば、信じてくれるのか?」重い言葉だ。信じるということを命と同等と考える者の言葉だ。そして、失うことによって確認するしかないと考える、重いだけでなくとても悲しい言葉だ。『交渉人』シリーズの5作目。今巻はチーム芽吹 対 稀代の天才詐欺師 決着編!という感じ。着地点が最後までわからない怒涛の展開に、映画『スティング』的騙しのカタルシスを味あわせていただきました。・・・そして、私は今、ウチにあるトモコレに三頭身のメブキたちを住まわせたい衝動と戦っています。平和に満ちたトモコレに。息子のソフトなのに(笑)

2013/07/05

セシル

「信じたい」という祈りのような一筋の光を頼りに、暗く長いトンネルを彷徨ってきた。漸く澄みきった青空を拝める心地に感無量です!チーム芽吹の連携プレーにハラハラしつつ応援し、芽吹の交渉術は正に面目躍如で圧巻だった。やっと苦しみから解放されるのか?でも不器用で誠実な彼は今後も傷や痛みを抱えながら生きるのかも…。願わくは少しでも呵責をおろし気が楽になれるといいな。特筆すべきは芽吹と兵頭の大きな試練同様に、読者と物語の信頼関係を問う内容だったとも思う。う~む!著者の手腕に舌を巻いた。待望のキヨのスピンも楽しみです♪

2010/11/24

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

兵頭!少しは感情出せないのかぁ〜と何度胸が詰まったことか。環の容赦ない攻撃、「チーム芽吹」の作戦失敗!すんなりとは終結させてもらえない。身を切り刻まれるかの如く、完膚なきまで叩きのめされたところからの大どんでん返し!見事!長い間おあずけだったラブも芽吹の複雑な心情から、今までになく積極的で美味しかったです。兵頭と環のことそう簡単に許してもらっちゃぁねー 嫉妬で熱くなっている芽吹が可愛くってエロかったし、ヘタレて押され気味な兵頭も見れたので満足です。

2010/11/03

LIV

前編に続き、ひたすら芽吹にとって辛い展開だっただけに、再読にも関わらず、またしても最後の一行で涙が零れた。このストーリーの組み立て方、終わらせ方が実にうまい作家だと思う。それにしてもあとがき作者も言ってるとおり兵頭も忍耐力が試される回でしたね。環との会話の中でもう芽吹の元へは戻れないと言っていたのは本心だったと思うんですよね。全てが終わって再び芽吹の前に現れた時は、甘栗のことがあっても見限られているのでは・・・内心ドキドキだったんじゃないだろうか。今後は兵頭側の話も読んでみたいなぁ。

2011/01/13

メイ&まー

芽吹は無敵のヒーローじゃないし、まだまだもがいてジタバタしている最中かも。でもそれは絶対無駄じゃない。そんな芽吹だからこそ最高の仲間に恵まれたんだとしみじみ思う。口から胃がせり出しそうな緊迫感で後半まで。あったか雪鍋のシーンの延長と信じて疑おうはずもない次ページの奈落は何事か!もう、この巻の緩急の付け方はいささか激しすぎますよ!感情が大忙し!扉絵で笑い、本編後半までドキドキきりきり、切なく甘くなったかと思えば、エピローグでは大笑い。・・・そして最後の最後に大号泣なんだもんなあ。。あーくそまた泣けてきた。。

2010/11/12

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