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交渉人は愛される (SHYノベルス)

交渉人は愛される (SHYノベルス)

交渉人は愛される (SHYノベルス)

作家
榎田尤利
奈良千春
出版社
大洋図書
発売日
2011-07-29
ISBN
9784813012375
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交渉人は愛される (SHYノベルス) / 感想・レビュー

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エンブレムT

シリーズ最終巻。このシリーズは笑いながら読んでいた記憶が多いのだけれど、実はちょっと不安だったりしました。引き受けた交渉事に対してどこまでも誠実であろうとする芽吹の自己犠牲っぷりが、死の匂いが色濃い彼の過去を知ってからは「まるで死に場所を求めているよう」に感じられたので。だから、この言葉はとても心に残りました。「俺は俺を受け入れたい。おまえがいなきゃだめな俺を、認めたい。信じたい。おまえを必要としている俺を、信じて生きていきたい」この物語って、芽吹の再生の物語でもあったんですね。・・・読んで良かったです。

2013/07/17

辺辺

交渉人シリーズ暫定終わり。最終話に相応しく甘甘なエンドでした。ストーリー展開は読めませんでしたが、各キャラの行動がパターン化になってるので、安心して読めました。芽吹さんのカッコよさが全シリーズにわたって伝えられた。キヨXトモが好きなんでもうちょっと出してほしかった。そして、奈良さんのイラストは神です!

2011/08/02

那義乱丸

一段落という区切りに相応しい物語に大満足!シリーズを通し芽吹の中で変化したもの、変わらないもの。その中で兵頭がなにものにも変えがたいほど大切な存在となったことがすごく嬉しい。芽吹と兵頭の愛の形が大好きだ!二人が織り成す終章がとても心に響きタイトルの意味を噛みしめた。写真のエピには思わず涙。これから先も迷ったり転んだりするのだろうけど、ちゃんと起き上がり前を向いて進んでいくんだろう。そんな二人にいつかまた会いたい!チーム芽吹にももちろん!そして奈良さんのイラスト本当に素敵!読了してから口絵を見ると感動再び。

2011/08/01

Kaoru

『さっさと仕事しに行け、交渉屋…』この台詞に思わず目頭が熱くなった。芽吹を深く理解しているからこそいえる言葉だと思う。今回の依頼は今までに比べ、それほどハラハラドキドキ感はないが、二人の関係はすっかり不動のものとなり、確かに一段落という感じ。いつものメンバーも要所要所でそれぞれのキャラを発揮していたが、今回は桃子がとても存在感がありいい味を出していた。惜しむらくは兵頭のヒーロー振りが少なかった事。芽吹はまだ兵頭に『愛している』と言えていないのだから、あとがきでシリーズ完結といわないでくれたことに感謝したい

2013/02/17

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

なんで面倒くさい仕事から逃げられないんだろうと思うけど、最後まであきらめない芽吹はかっこよかった。そして彼の隣には、少し古女房は入ってるけど兵頭がいる。口数が増えてより一層頼りになったキヨ、くそ真面目で心配性な「お父さん」七五三野、しっかりもののさゆりさん達が見守っている。いろいろあったよね、だからこの終わり方が感慨深い。穏やかな会話をする二人の幸せそうな姿が、偽神父・正吉の目線から語られる終章がとてもいい。そしてカラー口絵から表紙・・・細部まで何回も見入ってしまう。

2011/12/30

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