胸にとげさすことばかり(上) (H&C Comics CRAFTシリーズ)
胸にとげさすことばかり(上) (H&C Comics CRAFTシリーズ) / 感想・レビュー
miyu
最初この私の薄い脳みそでは物語のよさというか作者の言わんとしてることが今ひとつ分からなかった。なので三巡してみた。絵は相変わらず上手いんだか微妙なんだか判断しかねるが(オイ)あちこちにカリスマさん独特の小ネタが落ちていて、それを律儀にいちいち回収しつつ読むのが楽しい。父子家庭で育った昭は高校生の時に父親にゲイバレして家出をする。それきり10年、久しぶりに帰郷するのは父親の葬式。そこに謎のイイ男が同居していた、何その美味しい展開(笑)でも私はこの舟というハンサム野郎がどうも好きになれず、この話の魅力半減に。
2018/05/28
パンダ侍
★★★☆☆ あなたの隣にもいる人。電車で隣に座った人の匂い。他人の匂いに慣れずに顔を背けたり所在なげにして、ふと隣を見たら彼も同じような顔をしていて。日常BLといえば雁先生。身近な物語としての表現が、おぞましくもあたたかい。ゲイの日夏は東京で派遣切りにあい、同棲していた男が出て行った日に痴漢に間違われ、実父の訃報の連絡が入る。大事件なのにたんたんと綴る。ゲイであることが教師の父親に露見して、逃げるように東京に出てきた日夏には久しい郷里。そこには父親と同居していたというイケメンがいた。さぁ恋が動き出す。
2018/03/21
しましまこ
派遣を切られ、恋人にふられ、痴漢と間違われた駅の保安室、かかってきた電話は父の死の知らせ。実家には父の死に号泣するイケメンがいて…降ってわいたイケメンとの同居!どうなるのー!タイトルがなんかコワイ。
2018/03/04
もきゅ子
人望の厚い教師だった父親が死に、家出以来没交渉だった実家に帰ったゲイと父親の元教え子で恋人疑惑の美術教師が同居する話。
2018/03/05
くさてる
まず、題名がうまいなあと。ひととひとの距離が少しずつ縮まっていて、迷ったり、進んだり、戸惑ったり。そんな気持ちが不器用に描写されてて、そこがまたリアルで、せつなかったりほっこりしたり。下巻に続く。
2018/08/11
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