アタ (ミリオンコミックス 26 CRAFT SERIES 18)
アタ (ミリオンコミックス 26 CRAFT SERIES 18) / 感想・レビュー
Romi@いつも心に太陽を!
うわ〜良かった!なんだか懐かしさを感じる温かさです。「アタ」不思議な名前だなと思っていたら最後にオチがあって納得。思春期の繊細な戸惑い、無知なあまり無垢な残酷さがふわふわと漂うように柔らかいタッチで描かれている。互いのことが大切で大好きなのに灯台下暗し。アタの狡さや弱さは、自分だけではなく周囲も傷つけてきた。当て馬讃岐があんまりだとは思ったが、彼にとっても今後の教訓になったであろう。
2010/11/13
ヒロ@いつも心に太陽を!
ずっと気になっていたタイトルが「アタってそういうことだったのか!」と読んでわかってすっきり(´ω`*)☆自分の居場所を探し求める気持ちも大切な人を失いたくなくてその関係性を守るためにわざと避けてしまう気持ちもわかるけど、なかなかじれったかったですよ、アタと影郎が!!個人的にはハヤの方が好み・・・というのをさておいても、好きなアタのためにあれこれ一生懸命なハヤの姿がよかった。ハヤがいなけりゃアタと影郎はうまくいかなかったと思うし。ハヤにも幸せが訪れるといいなぁ。
2011/07/08
ちゃりんこママ
絵は上手い。設定も悪くない。……自分、何が気にいらないんだろう?と読み直したんだけど、要は絵だけでもイケちゃうのに、何が何でも肯定させたいのか余計なセリフと心理描写が多過ぎんだよ。書き込まないと落ち着かないんすかね?いっそ絵で魅せた方が好さそうな作品。濡れ場も情感があるので、説明みたいなの、いりませんから。
2014/05/19
マシュ
ブックパス。訳ありの子供を預かっていた両親のもとで育ったDK影郎。今はやっていないが一人だけ残った1歳年下のアタも一緒に住んでいる。アタはゲイだと自覚してから高校にも行かずバイトをしながら心の隙間を埋めるようにダメ男に捕まってしまい、その度影郎に怒られる。独り立ちしたいと思いつつ影郎の元を去れないアタ。アタに対する気持ちが何なのか自分でわからない影郎。二人のもどかしいまでの近くて遠い心が寄り添うまでのお話。若干しんみりしつつ読了。
2019/04/10
えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)
久しぶりにもどかしくて、切なくて、でも後味がすっとした。アタって?と思ってたけど、なるほど。影郎もアタもそれぞれにいろんなこと考えて、考え過ぎて。こういう結果になれたのもハヤのおかげだなと、そして一番つらい思いをしているのは彼なんだと思う。ハヤ、好みなので応援してたんだけど、長年の想いにはかなわなかったか〜 彼にも早く幸せがくるといいね。
2011/11/09
感想・レビューをもっと見る