狐筋の一族 武富健治実話作品集 (ミリオンコミックス)
狐筋の一族 武富健治実話作品集 (ミリオンコミックス) / 感想・レビュー
hannahhannah
「ルームメイト」の武富健治の実話系雑誌の作品をまとめたもの。第一章の怪談は稲川淳二の証言を漫画化したものがグロテスクで良かった。第二章は都市伝説。童謡に潜む飢饉と人肉食が強烈。第三章の秘境と因習は狐筋の一族が印象的。昔はテクノロジーも発達してないから精神疾患や統合失調症も狐憑きだとされて、差別されたようだ。第四章は死と暴力。嘘っぽい銀総会はともかく、死刑囚と獄中結婚した二つの話は、かなり読みごたえがあった。他の話は胡散臭かったりいかがわしいのが多いが、この二話は真摯でシリアスな内容。大変良い作品でした。
2018/05/21
onemax2009
「鈴木先生」とはまた違う実録原作付き暗黒短編集、実話ナックルズ掲載時から楽しみだったが他のマンガに比べてとにかくタッチがしつこくて面白い。才能ある作家はどこにいても目立つの好例
2013/02/27
ボンタンパンチ
ナックルズとかそういう実話系コンビニ本掲載の漫画をまとめた本。結構面白かった。
烏鳥鷏
ちょっと珍しい正方形型単行本。表紙には著者の名前が武富健治しかないが、原作者つきで「実話ナックルズ」やコンビニ本に掲載された短編漫画集。てっきりストーリーも含めて武富健治オリジナル作かと思ったら原作者らの名前が10人以上列記されていてびっくり。怪談や都市伝説、地方の因習や死刑囚などちょっと裏社会っぽいネタが多い。この絵柄はホラーとの相性がいい。
2014/12/31
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まさかココで稲川淳二と対面するとは。。
2013/03/01
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