いつか、眠りにつく日2 (スターツ出版文庫)
いつか、眠りにつく日2 (スターツ出版文庫) / 感想・レビュー
桜📕のベルズ
1の要素をちょこっと入れていて、面白かったです。登場人物は一新されていたし、地縛霊になりかけてた主人公。それぞれの未練解消をみて、心を決める。クロは相変わらず手厳しい。
2021/03/24
sakadonohito
死者が未練解消して成仏?するシリーズ第2弾。ぐずぐずやってないでさっさと済ませろやとか感情に流されて本筋放って横道にそれるなとかイライラしながら読みました。が、他人事だからこそ客観的に捉えられる事も、精神が未熟で多感な時期であるティーンだからこその自縄自縛的葛藤や逃避行動なんだなと思いを馳せ、辛抱強く読むことができました。この時期は1人称視点で視野狭窄に陥りがちですよね。この読書体験を活かして現実世界でももっと相手の事情を推し量って優しく接することができるようになれたらいいなと思いました。
2023/03/05
MAXKAO
前作とは登場人物はほとんど関係がなく、独立した小説として読めます。ただ、正直、前作の方がよかったかも。今作ははっきりとして狂言回しがいるので、ラストの感動が薄れてしまいました。
2021/07/05
稲荷
人との関わりの大切さを重視している作品だと感じた。特に、思春期らしい曖昧な感情や男女関係がよく表現されていたように思う。
2021/10/23
starly
生死がテーマの第2弾 今回の主人公は未練を残したまま成仏出来ずに地縛霊へとなりかけている高校生、まだ恋心が芽生える前の友情を大切にしたいと思う光莉。友情と恋愛が複雑に絡み合っていて混乱もするし苦しい気持ちは分かる。自分の気持ちに素直になれないままズルズルと引きずり後悔へと…。後悔して引きずらない為にも相手の反応に怯えず自分自身の気持ちを伝えるのって本当に大事です。
2022/05/30
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