その終末に君はいない。 (スターツ出版文庫)
その終末に君はいない。 (スターツ出版文庫) / 感想・レビュー
よっち
高2の夏。親友の和佳と共に交通事故に遭った伊織。病院で目覚めるも事故直前で入れ替わってしまい、本来の伊織は死んだ状態で混乱する伊織が始める和佳としての生活とその変化が描かれる青春小説。入れ替わって初めて知る密かに憧れを抱いていた和佳の状況、密かに片想いしていた和佳の恋人・秀の存在、そして入れ替わりを見抜いた佐島の存在。いったんは新生活に希望を見出して葛藤しながらも、きちんと向き合い決断した伊織は立派でしたけど、そんな結末の先にあった最後のプロローグで明かされるもうひとつの真実が持つ意味には戦慄しました…。
2020/03/06
ekoeko
高2の伊織と和佳は共に交通事故に遭い伊織が目覚めると体は和佳の姿になっていて伊織は死んでいた。片想いしていた和佳の恋人の秀もいるし和佳として生きようとしたがクラスメイトの佐島に見破られ入れ替わりが訂正される方法を教えられる。佐島が和佳の死んだ母の入れ替わりだったとはでき過ぎなような気がする。
2020/04/13
Nori
事故をきっかけに入れ替わった女子高生の物語。すごくよかったのだけど、伊織のことを思うとけっこうキツい。確かに和佳はこれから人生が少しずつよくなっていくかもしれないけど、そのために伊織が入れ替わったかと思うとやるせない。確かに親友のために役に立てるならいいのかもしれないけれど神様も残酷なことするよなーと思ってしまいました。
2022/06/04
太郎
★★★☆☆
2020/04/12
ktrn925
よくある入れ替わりものだけど女子同士なのが新鮮でした。 親友の恋人が片思いしていた人だったり、憧れだった親友と入れ替わったりしたらこんなふうに思うなって共感しました。
2023/10/09
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