きみの知らない十二ヶ月目の花言葉 (スターツ出版文庫 い 3-1)
きみの知らない十二ヶ月目の花言葉 (スターツ出版文庫 い 3-1) / 感想・レビュー
なみ
スターツ出版文庫を代表する人気作家2人が、男女の視点を交互に描く切ない純愛もの。 中盤から徐々に侵食していく違和感と、切なさの予感。 果たして、風花の抱える秘密、そして、きみの知らない花言葉とは──。 "ほら、今年もまたアネモネが咲いたよ"
2020/05/09
どんぶらこ
両想いになって恋人関係になるよりも、片想いのほうが相手の事情を知らずに済むから楽しいのかもしれないけど、やっぱり好きな人だからこそ助けになってあげたいものだし、難しいものですね。
2020/10/10
Nori
男性パートをいぬじゅんさんが書き、女性パートを櫻いいよさんが書いた。コラボ作品。作品の途中でどことなく違和感を覚えてたらラストでその違和感の正体が分かりスッキリしました。
2022/12/13
HASE, Moto
アネモネから始まる「はかない恋」が、彼と彼女の視点から交互に描かれる。あまりにもまっすぐで優しい彼と、どうしても踏みこみきれない彼女。かすかな違和感と小さな矛盾は季節の巡りを経て希望へ変わる。 作者がこの御両名なのだからきっと「仕掛け」があるはずと信じ、読み進めた。 高校生の瑞々しい恋模様、時が経って変化していく思い出への戸惑い、人を思いやることの難しさと傷付けてしまうことの苦しさ。 託された花言葉がやるせないほどに明るい。未来を歩いていく彼らの幸せを願わずにいられない。
2020/04/28
まお
最後は物語の展開が少し複雑でわからなくなったけれど解説を見て改めてもう一度読み直そうと思った。 登場人物の心情が繊細に書かれていて一気に物語に引き込まれた。園芸関連の物語だったので読み終わった後には花や花言葉に興味を持つことができた。
2022/12/29
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