君のいない世界に、あの日の流星が降る (スターツ出版文庫)
君のいない世界に、あの日の流星が降る (スターツ出版文庫) / 感想・レビュー
eche
生徒から借りた本なので、若者らしく読みやすい本でした。私も「再生」がテーマも話はとても好きです。主人公の好きな人が生き返ることが奇跡なのではなくて、その死を受け入れた上でこの世界で前を向いて生きていこうとする主人公の姿が良かったです。私が好きな本に「ひつじが丘」という本がありますが、その本の一節が思い起こされます。「人を愛するということは、その人を生かすことだよ」。愛する人がいないと生きられないと絶望していた主人公が、流星群の奇跡によって、愛する人がいなくても生きていこうとする「再生」が良かった。
2022/06/13
starly
キーワードは七夕、星、月。 恋人を失くした月穂。日常では普通に振る舞っているフリをしながらも心はここにあらずな生活を送る日々。不思議な事に夢の中で彼に会え逃げるように夢の中へ。 これは残された者達が今後どう生きていけばいいか… 悲しい過去にいつまでも囚われずに前向きな気持ちにさせてくれる。 読んだ後は夜空を見上げたくなる切ない恋の作品。
2024/02/05
栗山いなり
想い人を亡くした少女が不思議な夢を見た事をきっかけに奇跡を信じて行動を起こす恋愛小説。非常に読みやすい、なんだかんだで引き込まれる物語だったと思う。起こる「奇跡」が自分好みのものだったのも好印象だったかな
2022/04/16
Nori
大切な恋人を亡くし、死んだように生きる女子高生が夢の中で彼と生きた日々をなぞっていく。ただ夢を見るうちに過去の現実と夢が乖離していき…。そしてその夢の先に待つ結末とは。。。
2024/10/20
わたしのなはからあげ
最強におもしろかった!星と月に興味が湧きました。
2024/09/14
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