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神社から読み解く信仰の日本史 (SBビジュアル新書)

神社から読み解く信仰の日本史 (SBビジュアル新書)

神社から読み解く信仰の日本史 (SBビジュアル新書)

作家
島田裕巳
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2019-04-06
ISBN
9784815601348
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神社から読み解く信仰の日本史 (SBビジュアル新書) / 感想・レビュー

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mstr_kk

カラーで写真やイラストが豊富に入っており、美しい本です。手をかけて作っているなあと感嘆しました。ちょっと単純な校正が甘いような気もするけれど……。信仰というテーマで、神社紹介という形式を通して、歴史の大きな流れを見ていく企画力・構成力がすごいなと思いました。

2022/01/21

ココアにんにく

写真などの資料やイラストが豊富で分かりやすい。初めて知った事、気付いた事が多かった。鳥居の形。修験道。神仏習合の流れから明治の廃仏毀釈。熱田神宮は三宮だった事。廣田神社が凄い神社だった(二十二社制度)。祭神を集めて祀る総社。神宮号は明治になってから。平安神宮は歴史が浅くても好きな場所。恐れながらも一番興味を持ったのが「御霊信仰」。心理学本での「ヒトの脳はネガティブなことに反応しやすい」の通りで類書も読みたくなった。明るい面では60年に一度の「お陰参り」にも興味。犬のお伊勢参りが好きなのでもっと調べたい

2020/03/17

Atsushi

書店でタイトル買いした1冊。最後のコラムに載っている神社関係者への「現代の神社事情」に関するインタビュー記事は特におもしろい。神社関係者であるインタビューワーによると日本の神社8万社に対して神主は1万人程しかおらず、神主を兼務されてる方もおり、神主が圧倒的に足りてないのが現状とのこと。神社業界にも少子化と副業?の波が押し寄せてるようだ。

2019/05/12

みっちゃんxox

神社、仏閣、仏像、観音像、社殿、彫刻、造り等が好きだ。鳥居を抜けたなんとも言えない聖域に入った感が大好きだ。神道は、開祖もなく、教えも経典もない宗教だと筆者は言う。二礼二拍手(四拍手)一礼とか、手水舎の柄杓の使い方とかの作法はあるけど、、、それぞれの時代、人に密着して崇拝されてきた神社があったのはわかるけど、、、

2021/12/08

Shinya Fukuda

大半が写真や図表で構成されている。時代に沿って神社信仰がどう変化してきたかが書かれている。神道には教典がないので仏教の影響を強く受けた。その結果が神仏習合や本地垂迹説だ。また、修験道の影響もある。怒る霊を鎮めるために建てられたものもあった。それが生前の功績を讃えてになり民衆の思い入れと結びついてどんどん増えていった。江戸時代は伊勢詣他が盛んになった。これは庶民にとっては信仰というより一世一代のレジャーだった。明治神宮、平安神宮、橿原神宮辺りは政治的な要素が強い。

2021/02/07

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