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町の残像

町の残像

町の残像

作家
なぎら健壱
出版社
日本カメラ社
発売日
2017-02-23
ISBN
9784817900296
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町の残像 / 感想・レビュー

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kinkin

なぎら健壱氏による町の写真集。エッセイとともに語られる。映画館、廃屋、公園などの建物、錆びた看板などどれも以前は存在感あふれるものだっただろう。郊外のショッピングセンターが増え替わりに町を歩いて物を買ったり入ったりすることが減ったことの気づいた。人から人への物やサービスが希薄になってますますこのような景色が増えそして消えてゆくと思う。長く続いていた飲み屋の写真に写る人の背中がとてもあたたかく見えた。著者のお人柄かな。図書館本

2017/06/21

ophiuchi

赤瀬川原平が言い出した「超芸術トマソン」に近いテイストの写真もあった。コンパクトカメラしかないけど、なるべく持ち歩くようにしようと思う。

2017/09/15

KF

ミュージシャンなのか、テレビ・ラジオのタレントなのか、なんとも一括りにしづらい方ですが、先日「もうすぐ絶滅するという煙草について」の本に数頁記載があって読んだのが初めてで、一冊全ては初めてでした。写真撮影も相当に好んでいるようで、手持ちのカメラの種類、数量が驚くほど。しかも歩いてどんどん撮影。更にその歴史を調べて、将来を読むという文章がかなり良い印象でした。日頃テレビやラジオで話す際の独特の口調が文章にも表れています(例として「わたし」ではなく「あたし」)。手元にもう一冊あるので続けて読んでみます。

2024/03/17

チョビ

再開発につぐ再開発で、いつかなくなるだろう風景を、なんと著者は(基本的に)コンパクトカメラで撮影している。よって広角気味の撮影ではなるが、一眼レフが全てではないと思わせる一枚。実は自分もこの本にある風景をコンパクトカメラで撮影したことがあるのだが(ご興味のある方は本つぶ参照)、いや、恐れ入った!

2018/06/10

どすきん

今は「なぎらけんいち」では無い事を知った。端正な写真を撮るのだなぁ。

2017/07/06

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