初期キリスト教の宗教的背景 下巻
初期キリスト教の宗教的背景 下巻 / 感想・レビュー
singoito2
古代ギリシャを学んで聖書理解を深めようシリーズ!っていう訳でもないけど、読友さんきっかけで結果的にそういうことになりました。ドッズ、ニルソンは歴史的なお話だったのですが、本書は6つのテーマ(入社儀礼のある宗教とそうでない宗教、占いと呪い、権力者と皇帝の崇拝、ストア派ほか哲学諸学派、グノーシス)を並列的に扱っていて、イマイチ、盛り上がりに欠ける印象でした。著者は神父さんでドイツやアメリカの大学で神学教授として活躍した人。黒いガウンの下に護教的なヨロイを透かし見る自分って根性悪いなぁと思いました。
2023/05/05
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