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エネルギーと原発のウソをすべて話そう

エネルギーと原発のウソをすべて話そう

エネルギーと原発のウソをすべて話そう

作家
武田邦彦
出版社
産経新聞出版
発売日
2011-06-01
ISBN
9784819111317
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エネルギーと原発のウソをすべて話そう / 感想・レビュー

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kinkin

3.11以降、日本のエネルギー政策は大きな節目を向かえている。原発賛成、反対。著者は二極化の構図で発生する極端な議論こそが「安全という視点」を封じ込め、今回の事故の元であることを忘れてはいけないと説いている。お互いに論争しているうちにあれからもうすぐ4年になる。これからをどうするかの議論があやふやで進展せぬまま今に至る。。このような状況のなかで食の安全性という問題が大きく報道されている。放射線とビニールやコオロギ、どちらが今大切なのかなということも本書を読み考えてみた。真実をお互いに知ることの重要性。

2015/01/11

jj

2011年著 積読本を何となく読了。著者はウラン濃縮技術を初めて開発した原子力専門家武田先生。某ネット番組月曜日レギュラーコメンテーターとして活躍中。賛否は別として原発再稼働反対派であり、地球温暖化に対するウソについても常日頃解説されている内容がそのまま著されている。海面温度が上がると南極の氷が厚くなるというお話も近年証明されましたし、リマインド用としてとても楽しめました。

2016/08/22

Humbaba

強い力は、その力の方向が変われば、大きな被害を生じさせる。そうならないように様々な方法が考案されたとしても、安定した状態が長く続けばほころびも生じる。いくら研究を進めたとしても、その出資者が求めない結論ではなかなか受け入れられず、受け入れられた時には致命的な問題が起こっていることが多い。

2013/07/17

風見じじい

原発事故3か月後に出た本で、事故当時ネットで得られた情報としては武田氏と、大前健一氏が最も信頼できると思っていました。この本で書かれていることは正に正論だと思います。住民の安全は二の次で金に群がる政治家、業者や学者がねじ曲げた世界が悲劇を招いたと言えます。中身の濃い本でした。

2014/03/21

よしタコ

分かりやすさを前面に押し出しているから「トンデモ系」と誤解されるリスクがあるように思うが、書かれている事は至極真っ当だと思う。

2012/10/30

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