羽生の新格言集105
羽生の新格言集105 / 感想・レビュー
かわうそ
「両取り逃げるべからず」「投げる前に一考」。将棋だけでなく、人生でも度々ありそうな難しい局面。その迷いどころで指針となる格言が集まった一冊。個人的にはこの本には書かれてなかったけれど、「助からないと思っても助かっている」という言葉が一番好き。確か故大山康晴氏の言葉。
あなあき
2001年刊行。「若い頃の羽生が指した妙手・名手の数々を将棋格言とともに味わう」といった感じの内容。「マジックの桂で寄せろ」とか「入玉将棋は大駒を狙え」とか、実際上の著者である木屋さんがつくった(?)「新格言」が4割くらい含まれているので、格言そのものを覚えたい人には向かない本かもしれない。級位者向けのやさしい筋から、いわゆる「羽生マジック」まで、局面解説集としてのレベルは相当のものだし、紹介されてある将棋が指された当時の羽生と対局者のエピソードもあって、さまざまな棋力の読者が楽しめるような面白いつくり。
2014/11/29
かもっぱち
格言は中々知る機会がないからよかったな
2010/01/15
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