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感情労働マネジメント 対人サービスで働く人々の組織的支援

感情労働マネジメント 対人サービスで働く人々の組織的支援

感情労働マネジメント 対人サービスで働く人々の組織的支援

作家
田村尚子
出版社
生産性出版
発売日
2018-03-26
ISBN
9784820120728
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感情労働マネジメント 対人サービスで働く人々の組織的支援 / 感想・レビュー

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Yosuke Hashimoto

感情労働には喜び嬉しさをもたらす肯定的側面があり、達成感や充実感を得てよりよいサービス提供への意欲が増す。感情労働とは、対面・声による顧客との接触、自らの感情管理と相手を適切な精神状態へと誘導、雇用者からの指示・命令・管理・監督の3要素をあわせもつものと定義される。負の側面としてはメンタルヘルスに深刻な影響を及ぼすことがあること。対策として、チームで仕事をすること、組織トップの強い信念が必要。企業取り組みを実例をあげて解説。

2023/08/13

芥 拾い(あくた ひろい)

今では、肉体労働、頭脳労働、感情労働(心の労働) 感情労働は不可視性高く、専門性が高いためケアが難しい。特に営業、接客業などの対面が多い仕事は、心の消費量が多いため、心のバランスを保つことも大事になってくる。少なくとも社内は、安全安心な場所でないと、また心の受け皿にならないと、心身共に持たない。 その方法や注意点などが記載さらている本でした。

2022/12/04

Ayano

終わりにあったように,「感情労働職」は受け手との相互作用だなと思った.感情労働だから大変だ,だけでなく感情労働だからこその達成感などの面もあると感じた.経営系の方が著者だから,いきつくところは組織マネジメントになるけど,同じ事象に合っても感じ方の閾値が異なるという点からアプローチしてみたいと今まで以上に思った.ホックシールド氏の本も早めに読破しなくては.最後のレファレンスは正しい表記だったけど,文中の引用で論文著者の表記間違えているのを見つけてしまったので,自分も引用の時は気をつけようと思った.

2022/10/08

とわも

「サービス業」に伴う感情労働から生まれるプラスを増大させ、マイナスを減少させるための方策が書かれた第5章が一番読むべきところだと思った。個人の努力、チームの助け、組織のあり方の全てがうまくいくと感情労働は好循環を生むようになる。良くない感情労働が強いられている現場ではそもそも、組織や経営トップのレベルから現場を何とかしないといけない……というような言われてみれば当たり前のようなことが書かれていた。学術論文は読んだことが無いがそんな感じに近いような、学問的な感じの内容の本だった。

2021/02/03

nyanma_t

田村先生の講座を受けたことをキッカケに読んだ。感情労働という言葉を知らない人はまだ多いが、この本を読んで、自分の仕事が感情労働だと知るだけで、気持ちが楽になる人がきっとたくさんいるんだろうなと思った。 具体的な方策はどれも納得できたが、まずは経営者が従業員を大切にするという方針をしっかり打ち出すことがスタートだというのが、とても印象的だった。それを言葉にして、従業員に伝えている会社は少ないと思う。

2019/12/28

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