ヒロシマの空白: 中沢家始末記 (シリーズ昭和とはなんであったのか)
ヒロシマの空白: 中沢家始末記 (シリーズ昭和とはなんであったのか) / 感想・レビュー
シルク
【2015年わたくしの3冊】広島の話を、原爆の話をする時、若者たちに戦争のことをどうか知ってくれと願う時、わたくしはこれを教室に持っていく。目の前の生徒たち--自分が信頼し尊敬し、そして愛している存在だ--にこの本を差し出す。そしてこの本は確実にあることを伝える、そして同時に「読ませる力」を持っている…優れた教材だとわたくしは思っているのだ。この本は過去を伝え、そして読む者の中に強い感情を喚起する。感情、すなわち怖い、痛い、悲しい、ひどい、恐ろしい、嫌、愚かしい、悲惨だ、自分は耐えられない、目を背けたい、
2015/08/09
カープ坊や
2014年初読本! 話の大筋は「はだしのゲン」と同じだが 子供も読むゲンには遠慮もあったのだろう。本書は、中沢啓治さんが あの日あの時 見たままに感じたままに記されおり 今までにない衝撃を感じ 涙を流しながら読了。1987年発行の本書の存在すら知らなかった私は恥ずかしい限りでありますが 大勢の人に読んで頂きたい凄い本です。
2014/01/02
教育文化経営学院
『はだしのゲン』に加えて、中沢さんの自伝、読んでおきたい。
2022/12/14
ブルー
「はだしのゲン自伝」に加筆修正されたと書いてあったが、自分的にはどこがどう変わったかあまりよく分かりませんでした(汗)。最後の年表が増えたこと・・位でしょうか?どちらにせよ、はだしのゲン漫画版見終えた後に読むのがおすすめです。本編の補完本みたいなものと考えれば・・。
2015/11/19
kikizo
なんか考えさせられます。重い。でも真実が籠っています。戦争・原爆について知らない若者にぜひ読んでほしいです。本当の怖さを!
2014/07/08
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