思ひ出 (愛蔵版詩集シリーズ)
思ひ出 (愛蔵版詩集シリーズ) / 感想・レビュー
秋良
北原白秋の初期の詩集。表紙や挿絵も本人の自筆。まあ……上手ではありませんね(笑)後に童謡などを作詞した彼だからか、この頃からリズムが良い。内容は若くて尖ってる感じで、同じ抒情小曲集でも室生犀星の作品とはずいぶん違う印象だった。
2024/08/13
柏もち
なんかガム踏んじゃったって感じだ。独特のリズムや言葉の置き方はもう形成されてしまっているけど、青年期にありがちな刺々しさと悲哀が押し出されているせいで、「白秋詩抄」を読んだときのように言葉の海に浸っているような気分になれなかった。これが抒情詩だからかもしれないけど。この詩集は好みじゃないなあ。
2016/04/28
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