小野田寛郎―わがルバン島の30年戦争 (人間の記録)
小野田寛郎―わがルバン島の30年戦争 (人間の記録) / 感想・レビュー
剛腕伝説
凄まじい1冊であった。弱冠22歳でフィリピンへの赴任命令を受け、終戦も知らず30年間ルバング島のジャングルで戦ってきた小野田寛郎氏の記録。秘密任務を負うからには、その資質はあったのだろあけれど、それにしても適応能力がずば抜けており、その血筋が忍ばれる。母親から授かった守り刀などから考えるに武士の家系であったのだろうか。小野田氏本人も書いていたが、鈴木青年に撮られた写真の中の自身の顔を見て、軍人だった叔父や著名な大将に似ていると感じたそうな。「戦い続けるとこんな顔になるのか」その一言が30年の長さを物語る。
2021/05/15
phmchb
本書は日本が敗戦してもそれを信じずに30年もの間フィリピンのルバン島で戦い続けた小野田寛郎の記録である。 ここ最近、大学生の四割がまったく本を読まないらしい。そんなやつらはこの本を1ヶ月かけてでも読むべし。
2014/04/22
むらきち
帰国して半年ほどして書いたもので、新しく書いたものよりも細かく、自分にはこっちのほうが良かった。特にサバイバル術とかの話が面白かった。この人は本当に強い
2013/05/19
ひろたけ
すごい人、日本に帰ってきてあの飛行機からおりてきたときの毅然とした姿を思い出した。 30年信じられないけど生きてたんだね。ただただすごい人。
2014/02/25
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