チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方
チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方 / 感想・レビュー
なっぱaaua
チームワーキングか、成程。人材マネジメントではいろいろ参考にさせて頂いている中原先生の本。事例も分かり易く何故チームがうまく回らないのかがしっかり分かるのがポイント。コケるチームはフィードバックしなくなるとか仲良し信奉がデスマーチになるとか、そうだなと思えることが多々あってこれはメンバーに伝えたいなと。とにかく出来る人に任せてフリーライドしているチームはまず成功しないよね。それには傾聴と批判禁止、分からないことをほったらかしにしない、意見をしっかり言って日々の人間関係には持ち込まないというのは本当に大事。
2021/04/05
あつお
全体最適の本。 個人の力の和以上の成果を出すのが理想的なチーム。その為の主な内容は①ゴールの共有、②リーダー視点、③フィードバック。①について、何をするにも目的や背景の共有が不可欠。ただ、業務内容だけを伝えても、理由が分からなければ細部でズレが生じる。②について、全員が鳥の目で視るような俯瞰的な目線を持つべき。地面を這うような低い目線では、メンバー同士で齟齬が生じる。③について、仕事は仲良しになる事ではなく、成果を上げるのが目的。一時的に嫌われても適切なフィードバックが必要。 チームの為に行動したい。
2023/03/20
ひさちゃん
著者の一人・中原淳の本は、これまでもよく読んでいるが、その軽快な表現とデータに基づいて論述される内容にたくさんの示唆をもらえている。この本もしかり。同調圧力にがんじがらめで年功序列の「チームワーク」ではなく、組織を構成する一人一人が3つの視点をもち、3つの行動原理に基づく「チームワーキング」がこれからは成果を出していけるということが参考になった。
2021/10/28
たくみくた
29冊目。チームを機能させるためには、いかに個業化、ブラックボックス化を避けるのかが味噌だと解釈した。それぞれが自分の仕事だけに集中すると、チーム視点を失ったり、お互いに対してフィードバックをしないようになる。オープンなコミュニケーション(必要以上に個別チャットしない)、業務に「のりしろ」を持たせることがポイント。
2021/04/04
U-Tchallenge
かなり久しぶりに再読した。改めて読んでみるとチームで働く、動くためにメンバーと意識しておしたい視点を理解することができた。もちろんリーダーがいていいが、メンバーのそれぞれがリーダーシップを発揮しつつ動くのがよいのだろう、と思った。チームとしてだけでなく、教室の学級経営という文脈でも大切な視点のように思った。視点が整理されておりすぐに援用できる内容であった。
2024/05/19
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