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ことばの花束 3

ことばの花束 3

ことばの花束 3

作家
葉祥明
甘露寺 圭郁
出版社
日本標準
発売日
2003-12-01
ISBN
9784820800651
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ことばの花束 3 / 感想・レビュー

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やすらぎ

この気持ちって何だろう。どこからやって来たのだろう。悲しみ、悩み、悔い、ただ生きていくだけでも抱える辛さ。その揺らぎに一言ずつ添えられる言の葉。怒りや憎しみは相手も自分も傷つけてしまう。むなしさや痛みはやさしさや思いやりが助けてくれる。途方にくれたときこそ、こころに沁みていく。淋しさや切なさのなかで出会えた本当の自分。包み隠さずに耳を傾けると絶望ではない何かが聴こえてくる。花束のなかには色んな花が咲いている。今日の花を手に取ろう。きっと癒してくれる。明日も花を手に取ろう。あなたのために咲いているのだから。

2022/07/10

モリー

花束を贈るのは、どんな時ですか。誰かに祝福の気持ちを伝えたり、誰かを励ましたりする時に贈るのではありませんか。「ことばの花束Ⅲ」は、落ち込んだ時、自分で自分贈る花束にしたいと思います。花束は普通、綺麗な花を束ねるものですが、ここに束ねられた言葉は決して綺麗な言葉ばかりではありません。悲しみ、怒り、悩み…。何故そんな言葉が選ばれたかは読めば納得なのですが、一つだけご紹介します。以下、引用。「悲しむとき、人は内省的になり、人生の真実に向き合うようになります。人は悲しみによって成長するのです。」

2021/07/31

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