ベートーヴェンを愛した女たち
ベートーヴェンを愛した女たち / 感想・レビュー
どぶねずみ
年老いても常にベートーヴェンは女性を狂わせた。ベートーヴェンが作る曲に魅了されるだけではなく、ベートーヴェンの抱く感情を曲にむき出しにすることで、彼の魅力も最大限に表されるのだろう。昔の唯川恵さんらしい内容で、その配役がたまたまベートーヴェンだったのかもしれないが、ベートーヴェンの舞台鑑賞前の予習にはなったかも。もう少しベートーヴェンについて書かれたものを読んでみよう。
2020/11/20
kaizen@名古屋de朝活読書会
裏の広告が面白い。 「ベートーヴェンの史跡を訪ねて」「来年、1996年2月7日ー18日まで、」「読売旅行」すごい。本にこんな広告を入れるなんて。写真入り。 「あとがき」に、取材旅行があり、 企画物であることが分かる。 著者の器用さが分かる。 他にも、何作か、書いて欲しい気がする。 ウィーンだけでなく、 パリ、マドリッド、ロンドン、ローマなどなど、、。 村松史郎の写真がたくさん多色刷りではいっていて、眺めるだけでもよい。 ベートーベンの曲の愛好者が、ベートーベン本人に興味を持つきっかけになるかもし
2013/02/14
スリカータ
生涯独身だったベートーヴェンだが、いつも誰かに恋をしていたと言われている。恋愛小説の名手がウィーンを歩き、実際に見た手紙などからインスピレーションを得て書いた恋の短編集。ベートーヴェンというのは苗字なので、ルードヴィヒという名前で呼んで欲しかった。愛しい人を苗字で呼ぶのは、ちょっと引っかかりました。
2017/03/22
ぐっちょ
ベートーヴェンの人間味に触れたように思う。それぞれの女性側の視点から書かれているのも、ベートーヴェンの気持ちを自由に想像することができて良かった。少しベートーヴェンを身近に感じることができた。 1エレオノーレ「初めての恋」 2テレーゼ「後悔のないさよなら」 3マリア「静かなる想い」 4アントーニエ「幸せへの決断」 5私「永遠との約束」
2012/07/24
hu114
絵本のような本でした。 またウィーンへ行きたくなりました。
2015/10/04
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